■障がい者雇用に向けた特別支援学校の取り組み
本誌8月号では、県の障がい者雇用に向けた主な取り組みをいくつか紹介しました。
今回は、市内の特別支援学校である竹田支援学校における取り組みの一部を紹介します。
竹田支援学校高等部では、職場体験実習(産業現場等における実習)が、学年ごとに計画的に実施されており、この職場体験実習が企業等への就労に大きな成果となっています。
下記の表は、竹田支援学校における職場体験実習の基本的な実施計画です。
竹田支援学校高等部のほとんどの生徒は、1・2年生の時期に市内の企業などで実習や職場見学を行い、3年生では就労を希望する企業で実習を行います。
就労した生徒の主な職種をお知らせします。
各実習での課題(コミュニケーション・態度・通勤等)は、学校生活や家庭生活において、解決に向けた取り組みを行います。就労にあたっては、企業・学校・各支援機関が支援会議を開き、具体的な支援について話し合いを行います。また、就労後についても職業支援や生活支援を随時行うなど、定着に向けた支援を続けています。
最後に、大分県も高等支援学校ができ、今後も就労を希望する生徒が増えてくると思いますので、更なるご協力をお願いします。
(資料提供:大分県立竹田支援学校)
問合せ:生涯学習課
【電話】63-4817
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