■中学校図書部員が、小学生に読み聞かせ
~聞き手を考えて本を選び、本番をイメージして読む練習を重ねました~
「小学生の時、月2回の読み聞かせは大好きな時間だった」と振り返る中学校図書部員の生徒たち。犬飼中学校では年数回、犬飼小学校で本の読み聞かせをしています。2週間前から「この学年だったらどの本がうれしいか、おもしろいか」を考えて選ぶことが始まります。そして、週2、3回の個人練習を重ね、友だちに聞いてもらってはまた練習を繰り返す日々。
1学期末の読み聞かせでは、練習時よりも多い人数に緊張し、小学生がどう思っているのか、不安に感じながら読み聞かせをした生徒たちでしたが、「あの生き物知ってる!」「私、この本好き!」という声や静かに真剣に聞いてくれる姿に触れ、また、小学生から寄せられたたくさんの感想に、手応えを実感できた貴重な10分間になったようです。小学生にとっては、身近な中学生が先生役として活躍する姿に親しみやあこがれを感じ、中学生にとっては、自分たちの成長を実感する場面となっている読み聞かせ。お互いの気持ちがつながる機会となっています。2学期は国語の授業と関連させて中学2年生による取り組みを予定しています。
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