■学校給食の献立作りに挑戦する6年生
本市では、学校給食の関心を高め、食育の推進を図ることを目的に、毎年市立小学6年生を対象に献立コンテストを実施しており、今年で14回目を迎えます。子どもたちは家庭科の時間などで学習した八尾の地場野菜や栄養バランスの知識を生かして献立作りに挑戦します。
■選考委員会で審査し各賞を決定
子どもたちが応募した献立は、まず各学校で3作品が選ばれ、選考委員会での書類審査や試作審査を経て、最優秀賞・優秀賞・優良賞などの各賞が決定されます。今回は合計2,076点の応募があり、家庭の味・母国の料理・SDGsの観点から野菜を余すところなく使った献立・子どもらしい発想のアイデア料理など力作ぞろいで、選考委員は採点するのがとても大変でした。最優秀賞に選ばれた作品は、小学校給食の1月の献立として採用され、みんなで食べます。
■献立コンテストを通じて子どもたちが感じ考えること
学校給食は、昼食としての栄養摂取だけが目的ではなく、食育に生かす教材の役割もあります。コンテストを通じて、給食の献立を考える難しさや旬の野菜をはじめ使われる食材の豊富さに気づき、普段何げなく食べている給食のことや食事の大切さを考えるきっかけになります。また考えた献立をみんなで一緒に食べる楽しさ、生産者や給食を作ってくれている人への感謝の気持ちなど、献立作成を通じていろいろなことを学んでいます。
問合せ:学務給食課
【電話】924-9373【FAX】924-3952
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