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自治体の皆さまへ

ハチオシ! みんながイキイキ 輝く八尾!(1)

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大阪府八尾市

本市がより元気で活力あふれるまちになるために、市民一人一人がイキイキと輝ける地域社会の実現に向け、性別や年齢、国籍、民族などにかかわりなく、誰もが自分らしく活躍できるまちづくりをめざして行っているさまざまな取組みをご紹介します。


「八尾市多文化共生推進計画」は、市ホームページでご覧いただけます
※二次元コードは本紙参照

■外国人市民も活躍できる多様性を認め合うまちづくり
◆多文化共生のまちをめざして
本市は、外国籍を有する市民が大阪府内で4番目に多い自治体です。外国人市民は年々増加し、平成26年4月1日時点では6574人だったのが、令和6年4月1日時点では8824人と、10年で2250人増加しています。国籍もベトナム、韓国・朝鮮、中国、フィリピン、ネパール、インドネシアなど、60以上の国・地域にわたります。
本市では日本で長く生活している外国人市民もたくさん住んでいますが、最近では、就労ビザを持ち、働くために生活する外国人市民が増加しています。この流れは今後も続き、本市で生活する外国人はさらに増えることが予想されます。
本市では「八尾市多文化共生推進計画」を掲げ、「国籍、民族、文化などの違いを尊重し、互いから学びあい、ともに生活できる地域社会の創造」をめざし、誰もが暮らしやすいまち、活躍できるまちづくりを進めています。

▽国籍別の人数 平成26年・令和6年

■クイズやおQ
P3に登場する外国人市民のアルフィアンさんが、インドネシアから日本に来て驚いたことは何でしょう?(ヒントはインタビューの中)
答えはP5をチェック!

■八尾市国際交流センターで世界とつながろう!
「八尾市国際交流センター(YIC)」では、本市で生活する外国人への支援をはじめ、異文化理解や交流事業などを行っています。
多文化共生をテーマにしたセミナーや、外国人市民と親しく交流できるイベント、言語や異文化に触れる講座などを実施しています。また、イベント運営や交流サポートなど、ボランティアと共に行っています。同じまちに住む市民同士としてまずお互いを知ることが、より良い関係づくりにつながります。

▽気軽に参加してみよう!イベント案内
「日本語交流ボランティア体験!」
8月18日(日)
10時30分〜12時
日本語交流の活動の説明とプチ体験会です。地域で共に暮らす外国人市民の皆さんと日本語で交流しませんか?


いろいろな国の人たちと出会う中で発見がある!

▽世界とつながる体験を!ボランティア募集
YICでは、国際交流ボランティアの一員として、たくさんの人が異文化を楽しみながら、多文化共生社会へむけて活動しています。ボランティアは随時募集中!登録にあたって、特に資格や経験などは必要ありません。お気軽にお問合せください。
分野:
(1)日本語交流
(2)外国にルーツを持つ子ども支援SALA(サーラ)
(3)文化紹介
(4)ホストファミリー
(5)語学
(6)イベント企画・運営
(7)災害時多言語支援センターでの支援

問合せ:八尾市国際交流センター(YIC)
YAO INTERNATIONAL CENTER
旭ヶ丘5-85-16(生涯学習センター内)
【電話】924-3331
開所時間:8時45分~17時15分
休所日:月・土曜日・祝日、年末年始

昨年4月から「SALA(サーラ)」でボランティアをしている、大学生の井田桃歌さん。中学生を担当し、授業や宿題、試験対策など、一人一人の習熟度に合わせて支援しています。井田さんが大切にしているのは、安心できる雰囲気づくり。「日本に来たばかりで不安な子もいるので、先生というより近所のお姉ちゃんみたいに思ってもらえたら」と、リラックスして学べる環境を心がけています。翻訳アプリなども使い、積極的に話しかけてコミュニケーションをとるそうです。大学卒業後は、中学校の英語教員になりたいと言う井田さん。「今は外国にルーツを持つ子どもたちが増えているので、ここでの経験を現場でも生かしたいです」と将来に向けた想いを語ってくれました。


SALA(サーラ)は外国にルーツを持つ小中学生を対象にした学習・交流支援です

インドネシアから技能実習生として来日したアルフィアンさんは、八尾市在住14年。来日当初は冬の寒さに驚き、「布団から出られませんでした(笑)」と振り返ります。長年働いている市内の金属加工会社について伺うと、「めっちゃ優しいです」と笑顔。外国人も日本人も仲が良く、とても働きやすいそうです。ただ、日本の生活では食事面で困ることも。「私も妻もイスラム教徒なので豚肉を食べません。飲食店では豚肉が入っていないか確認します」。お子さんのミルクも、ゼラチン不使用のものを母国から取り寄せているそうです。「日本は平和で安全。ずっと住みたいです」と言うお2人。「日本で家を買い、インドネシアの調味料のお店を開くこと」が夢なのだそうです。


アルフィアンさんも妻のマヤさんも、YICで日本語を勉強したそうです!

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