■入園・入所QandA
公立保育園・幼稚園で実施している園庭開放や育児教室内で入園・入所にあたり、よく質問・相談されることを紹介します。
Q:偏食があるのですが、給食を食べるようになるのでしょうか。
A:お友だちと一緒に楽しく過ごす中で、苦手なものや初めてのものも、食べてみようかなと心が動き、一緒に食べるとおいしく感じたりし、少しずつ食べられるようになったりします。また、しっかり体を動かしておなかがすく生活リズムができてくることも大切です。
家庭では無理に食べさせるのではなく、お子さんが食に関して興味を持つことから始めましょう。家庭菜園で一緒に野菜を育てて食べてみたり、一緒に簡単なクッキングをしたり、買い物に出かけた時には、一緒に野菜を選んだりするのもいいかもしれませんね。
Q:年少児で入園予定です。日中まだオムツがとれていません。
A:子ども一人一人、成長・発達が違い、月齢や個人差もあります。
入園・入所後、園に慣れてから、園と家庭と一緒にトイレトレーニングを始め、少しずつ慣れていけるようにします。また、お友だちの姿をみて、トイレにいってみようという意欲も出てきます。
失敗しても叱らず、焦らず、無理強いしないようにし、トイレが嫌な場所にならないように見守ってあげることが大切です。
Q:2歳の子どもです。どうしたら、歯みがきを嫌がらずにしてくれるのでしょうか。
A:口を開けるのが嫌、歯ぶらしが口の中で当たって不快に感じるなど、嫌な理由はいろいろあるのだと思いますが、嫌な気持ちを和らげるために、例えば「どっちにする?」と自分の好きな柄の歯ぶらしを選んだり、好きなシールを貼ったりすることで気持ちが変わるかもしれません。また、子どもの好きな歌や絵本・ぬいぐるみを利用するなど、歯みがきが楽しいコミュ二ケーションの時間になることで、まずは興味を持ってくれるよう進めていきましょう。
Q:お友だちと仲良く遊べるのか心配です。
A:年齢・月齢により、一人遊びの時期や、友だちの存在に気づき、友だちに興味を持ち始める時期などの違いがあります。まだまだ一人遊びを十分に楽しむ時期では、焦らず、夢中に遊んでいる姿を見守ることが大切です。様子を見ながら大人が「○○ちゃん、…楽しそうだね。」「△△ちゃん、このおもちゃで遊びたいんだって」とお友だちとの橋渡しの役目をすることで、関わり方を学んでいきます。まずは自分の好きな遊びで心が満たされることで、友だちともおもちゃや遊びを共有し、次第に友だち関係が広がっていきますよ。
入園・入所前で不安なこと、育児で心配なこと、困っていることなど、各園で実施している育児教室・園庭開放で相談できますので、気軽にご参加ください。(参加予約が必要な園もありますので、事前にご確認ください。)
問合せ:こども未来室
【電話】99・8164
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※二次元コードは本紙またはPDF版を参照してください。
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