■血圧が気になり始めたら!生活習慣を見直そう
市では高血圧該当者の割合が、府の平均よりも高くなっています。高血圧をはじめとする生活習慣病の予防には、日ごろから健康意識を高め、定期的に健康診断を受診することが大切です。血圧について改めて学びながら、生活習慣を見直してみませんか。
■府の平均より高い?!
堺市民の高血圧の現状
市と府の高血圧該当者の割合を男女別・年齢階級別に見ると、男性の40~64歳、70~74歳と、女性の45~74歳で、大阪府より高い値です。
◇高血圧(収縮期血圧140mmHg以上)該当者割合
参考:厚生労働省NDBオープンデータ
高血圧該当者の割合は加齢とともに増加し、20歳代に比べると40歳代で4倍、60歳代で12倍にもなるといわれています。
■高血圧になりやすい
健康習慣チェック!
□味の濃い食べ物、塩・しょうゆが好き
□BMIが25以上〔体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)〕
□たばこを吸っている
□ストレスを感じることが多い
□飲酒している
□運動不足※である
※1回30分以上の運動を週2回以上実施していない
◎あてはまる項目が多いほど要注意!
参考:厚生労働省ホームページ
■血圧の基礎知識QandA
◆Q1 そもそも血圧って?
◇A1 心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す力のこと
血圧の値は心臓から送り出される血液の量と血管の抵抗で決まります。動脈の血圧が心臓の収縮により最高に達したときの値を「最高血圧または収縮期血圧」、心臓の拡張により最低に達したときの値を「最低血圧または拡張期血圧」といいます。
◆Q2 高血圧はどこから?
◇A2 最高血圧が140mmHg以上か、最低血圧が90mmHg以上
※家庭で測る家庭血圧の場合は、最高血圧が135mmHg以上または最低血圧が85mmHg以上
◆Q3 高血圧になりやすい人は?
◇A3 肥満体型や過度な飲酒、喫煙者は高血圧になりやすい
食塩の過剰摂取、肥満、運動不足、過度の飲酒、喫煙などの生活習慣がある方はなりやすいとされています。
◆Q4 体にどんな悪影響が?
◇A4 心臓や脳などで、命に関わる病気が生じることも
高血圧を放置すると血管に負担がかかり動脈硬化を進行させます。
脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などを引き起こしやすくなります。
詳しくはe-ヘルスネット(厚生労働省)
※QRコードは広報紙P4をご覧ください。
■自分の血圧はどれくらい?
医療機関受診時や健康診断で測り、自分の血圧を知りましょう。血圧は継続して毎日測ることが望ましいです。
・堺市けんしん総合サイト
・高血圧の相談や血圧計の貸出保健センター問合先
※QRコードは広報紙P4をご覧ください。
■BMIを計算してみよう
BMIとは肥満度を表す体格指数です。自分の適正体重を知ることは、食生活の見直しや運動意欲へとつながり、病気になりにくい健康な体を作るキッカケになります。
《BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)》
適正体重はBMI22
◇肥満度判定基準
※18歳以上の場合
参考:e-ヘルスネット(厚生労働省)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>