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人権のひろばVol.285

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大阪府大東市

■絵本を通して考える「子どもの権利」
せかいじゅうのどんなこどもにも「にんげんらしくいきるけんり」がある(※)

温かいイラストでやさしく「子どもの権利」について紹介するのは、絵本「ようこそこどものけんりのほん」です。

1989年、国連総会にて「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」が採択されました。子どもは保護の対象だけではなく、一人の人間として認め、権利を持つ主体であることを明確に示し、自分らしく健康的に、安心して豊かに過ごせるために必要な権利を定めています。
権利というと難しいイメージがありますが、人はどんなに幼くても、訴えたい気持ちや伝えたい思いがあります。条約の四つの原則のうちの一つ「子どもの意見の尊重」(意見を表明し参加できること)は、子どもが自分に関係のある事柄について自由に意見を表明でき、その意見が尊重される権利を意味します。
絵本では、子どもが安心して暮らす権利や、自分の意見を言う権利、聞いてもらえる権利など、子ども本来の権利が分かりやすく説明されています。絵本をきっかけに、子どもは自分の権利について考え、そして大人はそれを守る立場として、想像力を豊かに「子どもの権利」について考えてみませんか。
※えがしらみちこ絵、子どもの権利・きもちプロジェクト著『ようこそこどものけんりのほん』白泉社、2023年、P2

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