人権のひろばVol.286

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■スポーツを通じた共生社会の実現
「スポーツ」と聞くと、一定のルールに基づいて勝敗や記録を競う競技スポーツをイメージする人が多いかもしれません。しかしスポーツは「する」「みる」「ささえる」といろいろな形で誰もが気軽に楽しめるものです。例えば、ちょっとした空き時間を使ってのウオーキング、健康の維持増進や介護予防のための運動、自然に親しむ野外活動、レクリエーションなどもスポーツです。

▽eスポーツの魅力
eスポーツとはビデオゲームやコンピューターゲームなどを使った競技のことで、現在日本では人気が少しずつ高まっています。どうしてでしょうか。
eスポーツは実際に体を動かして競い合うリアルスポーツとは違い、ゲーム上で競い合うため、性別や年齢で不利になることが少ないといわれています。
またチーム競技でもあるため、一つの目標に向かって仲間と協力し合うというリアルスポーツと同じ感覚も味わうことができます。単にゲーム機での遊びではなく、得意とする人が能力を発揮できる場になるなど、eスポーツにはさまざまな可能性があります。

▽スポーツを通してめざす共生社会
みんなが集い、プレーし、それを観て笑顔になることがスポーツの魅力だと思います。障害の有無や年齢、性別、国籍などにかかわらず、互いを理解・尊重しながらスポーツを楽しんでみませんか。

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