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吉村区長の城東見聞録

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大阪府大阪市城東区 クリエイティブ・コモンズ

[城東区×SDGs]
6 安全な水とトイレを世界中に
9 産業と技術革新の基盤を作ろう
11 住み続けられるまちづくりを
14 海の豊かさを守ろう

■私たちの生活に欠かせない“水”。今回は“水”にまつわる3か所をご紹介します。
●水道工事(中央1、成育4)
蛇口をひねるだけで手軽に利用することができる水。
写真は城東区内で行われている配水管の布設工事で、地面を深く掘削し、地震に強い管(耐震管)を布設しているようすを撮影したものです。より安全でおいしい水道水を安定して供給するために、水道管の新設のほか、古い水道管を「地震に強い水道管」に入れ替えるための水道工事が、皆さんの身近なところで計画的に行われています。
日頃は意識することがなかなかないかもしれませんが、料理や洗濯、お風呂に入る時などに使う水は、道路の深く、見えないところにある水道管が支えてくれています。

●中浜下水処理場(中浜1-17-10)
大阪市で3番目に歴史の古い下水処理場で、1日あたり計288,000立方メートルの下水処理能力の処理場です。
下水処理は、衛生的で快適な生活環境の向上に寄与するだけでなく、微生物の力を借りながら汚水を清澄な処理水に処理することで川や海の水質を守り、また下水処理時に発生する汚泥を適切に処理し、その一部を石炭の代替燃料として火力発電所にて有効利用されています。
休みなく下水処理が行われるため、関連設備や水量・水位の変化等を24時間監視し、安定した処理場運営に努められています。
また場内には、処理水を利用した「せせらぎの里」があり、春には見事な桜並木が見られます。

●城北立坑(たてこう)(関目2-17)
2020年11月号の「ふれあいJOTO」で特集した寝屋川北部地下河川城北立坑築造工事。大阪市内は淀川や大和川より土地が低く、雨水が川に流れにくいことから、豪雨災害から人々を守るために工事が行われています。
城北立坑の完成時の大きさは通天閣がすっぽり入る102.2メートル(以下mで記載)で、すでに約75mまで掘り進められています。寝屋川流域において、平成7年梅雨前線豪雨時には2,040戸の浸水被害がありましたが、総合治水対策が着実に進められていることで、令和5年5・6月の豪雨(平成7年と同等規模)でも浸水被害が0戸と、大きな効果を発揮しています。

皆さんの安全で安心な生活を支えている存在を少しでも知ってもらえると嬉しいです。

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