■7月28日は「日本肝炎デー」です
◇ウイルス性肝炎ってなに?
肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。ウイルスに感染すると、体のだるさ、食欲不振、吐き気、黄疸(皮膚や白眼の部分が黄色くなる)などの症状が出ることもあります。しかし、症状が出ないことも多く、気づかないうちに肝硬変や肝がんへ進行する危険があります。ウイルス性肝炎の中でもB型とC型は、慢性の肝臓病を引き起こすと言われています。肝炎ウイルスの感染経路には垂直感染(母子感染)と水平感染(輸血などの医療行為、性感染など)があります。肝炎ウイルスのキャリア(ウイルス保持者)はB型が少なくとも約110万人、C型は約90万人いると推定されています。
◇肝炎ウイルス検査を受けよう!
大阪市では、取扱医療機関にてB型・C型肝炎ウイルス検査を20歳以上の市民で、肝炎フォローアップ事業の実施に同意いただける方に無料で実施しています。自覚症状がないまま肝炎ウイルスに感染している場合もあります。肝炎ウイルスに感染しても、早期に適切な治療を行うことで、肝硬変や肝がんへの悪化を予防できます。これまで受けたことがない方は、肝炎ウイルス検査を受けましょう。
問合せ:保健福祉課(地域保健活動)
【電話】06-6774-9968
<この記事についてアンケートにご協力ください。>