■放置すると危険!高血圧
出典:R3年度 大阪市国民健康保険特定健診データ
日本で最も患者数の多い生活習慣病が高血圧症と言われています。平野区は高血圧有病者割合が24区の中でも多いです。
高血圧を放置するとどうなるでしょう?(詳細は本誌別冊[特集号]3面参照)
正常な血圧では血管の弾力が正常に保たれている(図)→高血圧になると血管がつまったり(梗塞)、破れたり(出血)命にかかわる病気を引き起こします(図)
血管に絶えず強い圧力が加わると血管が傷つき弾力性がなくなります。そうすると、血管の内壁が狭くなったりする「動脈硬化」が進んでしまいます。
◇障害が脳で起こると
・脳梗塞
・脳出血 など
◇障害が心臓で起こると
・心筋梗塞
・狭心症
・心不全 など
◇高血圧予防のために
減塩、節酒、禁煙、肥満解消、運動、定期的な血圧測定、適切な睡眠、ストレス解消
これらの生活習慣にプラスして、年に1度、40~74歳の方は特定健診、75歳以上の方は後期高齢者健診を受けましょう。高血圧だけでなく、さまざまな健康に関する検査を無料で調べることができます。毎年継続して受診することで、病気の早期発見や早期治療につながったり、自身の身体の状態を見直すことができます。
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