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自治体の皆さまへ

“地震”の備えに“自信”を持つ

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大阪府大阪市生野区 クリエイティブ・コモンズ

○平成7年(1995年)1月17日(火)午前5時46分
淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、国内史上初めての「震度7」を観測しました。死者・行方不明者数は6,400人を超え、負傷者は43,000人を超えました。住宅の全壊が約10万5,000棟、半壊が約14万4,000棟にものぼり、戦後最悪の極めて深刻な被害をもたらしました。また、マグニチュード9クラスの地震と言われている南海トラフ巨大地震が、今後30年の間に『70%~80%』の確率で発生すると言われています。

○“もしも”は明日やってくるかもしれません。
地震だけでなく、災害は何の前触れもなくやってきます。“もしも”の時に、できることを考えておきましょう。日頃からの“備え”が大切です。

◆転倒に備える
阪神・淡路大震災などでは、倒れてきた家具の下敷きになって多くの方が亡くなったり、大けがをしました。
大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、対策をしておきましょう。

▽転倒防止対策グッズってどんなものがあるの??お住まいの状況に応じて選びましょう。
(下記に紹介しているもの以外でもいろいろなグッズが販売されています。)
・L字型金具(下向き取り付け)
L字型金具で家具と壁とを直接ネジで固定する。
※「上向き取り付け」「スライド」型は「下向け取り付け」型よりも効果が落ちる
効果:★★★★★
費用:300~500円(1個)
(上向き取り付け型)★★★〜★★★★
(スライド型)★★

・ポール式(つっぱり棒式)
家具と天井との隙間に設置する棒状のタイプ。家具と天井との間が大きく空いている場合や奥行きのない家具には効果がない。
効果:★★
費用:3000~5000円(1セット)

ストッパー式・マット式と組み合わせると効果UP
効果:★★★〜★★★★

・ベルト式・チェーン式
家具と壁をそれぞれねじ止めした金具を、ベルト、チェーンなどで結ぶ。家具の側面に30°以下の角度でピンと張る必要がある。たるみがあると効果がない。
効果:★★〜★★★
費用:1000~2000円(1個セット)

・ストッパー式・マット式
家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁際に傾斜させる。
効果:★
費用:700~2000円(1個)

粘着性のゲル状で、家具の底面と床面を接着させる。
効果:★
費用:600~1000円(1セット)

※参考:東京都防災ホームページ
※費用については目安です。
※器具の効果については、東京消防庁が実施した実験において相対比較したものを参考にしています。
※壁や天井及び床の状況等により効果は変わります。必ずしも上記の効果が得られるとは限りません。

大阪市の危機管理室発行の「家具類の転倒・落下・移動防止対策リーフレット」はこちら(本紙二次元コード参照)
※区役所や危機管理室(大阪市役所5階)等で配布しています。

◆安否確認に備える
家族と一緒にいる時に災害が起こるとは限りません。別々の場所にいるときに互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時は、携帯電話がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。
その際には災害用伝言ダイヤルを利用しましょう。

▽災害用伝言ダイヤル
電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
【電話】171
※一部のIP電話からはご利用できません。

▽家族・親戚・友人と練習・体験しよう!
災害時以外にも、体験できる「体験利用日」が下記の日程で設定されています。
・毎月1日及び15日00:00~24:00
・正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
・防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)

◆避難に備える
いざ災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、防災マップ等で避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう!
各まちづくり協議会の防災マップ(本紙二次元コード参照)
災害避難時避難所一覧(本紙二次元コード参照)

▽非常持ち出し袋の準備も忘れずに!
“持出袋”は家に余っているリュックでOK
中身については広報いくの8月号をご覧ください(本紙二次元コード参照)

◆地域と一緒に備える
11月12日(日) 生野区災害想定訓練
大阪市東部を震源とする大規模な地震を想定した「生野区災害想定訓練」を実施しました。

今回は、初めて区内全地域・関係機関等と区役所職員約200人が一斉に訓練を行い、8月に発足した生野区ジュニア災害リーダー(通称JDL)のメンバーも地域での訓練等に参加しました。
・生野区災害対策本部での様子。想定訓練ですが緊張感が伝わってきます。
・職員は各担当班に分かれて訓練
・避難所への迅速な職員派遣の訓練
・JDL…支援物資の配付。JDLも受け取り体験
・災害時の給水について学びました

問合せ:区役所地域まちづくり課 4階44番
【電話】06-6715-9022【FAX】06-6717-1163

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