空き家の問題は他人事ではありません。
さまざま理由で“空き家の所有者”になるおそれがあります。
建物は人の出入りがなくなると、たくさんの問題が出てきます。
■どんな問題があるの?
問題点1:老朽化
一見、問題がないように見えても、瓦のずれ、外壁の亀裂、部材の腐食、シロアリなどの害虫や動物の住みつき等が発生しているかもしれません。
問題点2:予期せぬ支出
空き家を適切に維持管理せず、瓦の落下などにより通行人等にけがをさせたり、隣の家に被害を与えたりすると、所有者の責任が問われます。
問題点3:相続人の負担
老朽化した空き家が放置されたまま相続が発生した場合は、相続人が対応する必要があり、負担になる場合もあります。
空き家の管理を行わず、周囲に著しい悪影響を及ぼす「特定空家」または「管理不全空家」となった場合、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく指導や勧告の対象となる場合があります。また、市からの指導に従わず勧告を受けると、その土地に係る固定資産税等の軽減措置が受けられなくなる場合があります。
◇空き家どうしたらいいの?
空き家に関する各種のご案内、相談窓口等はこちら(本紙二次元コード参照)
問合せ:区役所地域まちづくり課4階44番
【電話】06-6715-9923【FAX】06-6717-1163
■有効活用したい!解体したい!そんなあなたに補助制度があります!
※事前申請が必要です
◇有効活用を考えるなら
空家利活用改修補助
住宅の性能向上や地域まちづくりに資する用途への改修にかかる費用等の一部を補助します。
補助条件:
・すでに耐震性を有していること、または改修により所定の耐震性を確保すること
・市内にある平成12年5月31日以前に建築された戸建住宅または長屋建住宅であること
※共同住宅は対象外
・賃貸用または売却用として不動産市場に流通しておらず、3か月以上空家であること
・売却を前提としたものでないこと
その他にも要件があります。くわしくは問合せまで
補助の種類:住宅再生型
改修後の用途:住宅
補助対象者:
・空家所有者
・空家取得予定者、賃貸予定者等
補助内容:※記載以外も別途上限あり
(1)インスペクション(既存住宅状況調査)3万円(費用の1/2)
(2)耐震診断5万円(費用の10/11)
(3)耐震設計10万円(費用の2/3)
(4)耐震改修工事100万円(費用の1/2)
(5)性能向上に資する改修工事75万円(費用の1/2)
補助の種類:地域まちづくり活用型 ※区との事前協議が必要
改修後の用途:地域まちづくりに資する用途(地域に開かれた居場所等)
補助対象者:非営利団体(NPO法人、社会福祉法人、公益法人等)等
補助内容:※記載以外も別途上限あり
(1)インスペクション(既存住宅状況調査)3万円(費用の1/2)
(2)耐震診断5万円(費用の10/11)
(3)耐震設計10万円(費用の2/3)
(4)耐震改修工事100万円(費用の1/2)
(5)地域まちづくりに資する改修工事300万円(費用の1/2)
※(1)~(3)税込み、(4)(5)税抜きで算定
申請締切:
(1)~(3)…12月27日(金)
(4)(5)…12月13日(金)
問合せ:
・補助制度について
大阪市都市整備局耐震・密集市街地整備受付窓口
【電話】06-6882-7053【FAX】06-6882-0877
・地域まちづくり活用型の補助対象について
区役所地域まちづくり課4階44番
【電話】06-6715-9010【FAX】06-6717-1163
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