■振り込め詐欺に気をつけて、よいお年を
◇市長と福娘が駅前で啓発活動
1月9日~11日に市内の住吉神社で行われる十日戎(えびす)「ねや川戎大祭」で参拝者を迎える福娘8人が12月6日に市役所を訪れ、その後、寝屋川市駅前で特殊詐欺を始めとする重点犯罪の防犯活動啓発を行いました。
福娘の百井さんは「寝屋川市では年間1億円以上、一日に30万円もの被害が出ています。被害者の8割はシルバー世代の皆さんとされています。しかし、注意してほしいのはシルバー世代の皆さんだけではありません。現役世代の皆さん、10代の皆さんは振り込め詐欺の加害者にならないように気を付けてください」と注意喚起しました。
「私は大丈夫」は本当に大丈夫でしょうか?自分自身を守るため、親や子どもを守るため、「誰もが詐欺の被害者になりうる」という意識を共有し、注意し合って、皆さんが良い年を迎えることができますように。
■「辰」の竹細工づくり
◇みんな笑顔の年に!
今年の干支(えと)にちなんだ辰(たつ)の置物を打上地区の竹細工同好会のメンバーが作りました。
地元産の真竹でふだんはカゴやザルを作っていますが、年に一度、干支の置物を制作。竹の丸みを生かした胴や細い枝を利用したひげを一つ一つ組み合わせ、大小3種類の龍の置物に仕上げていました。
運気が上昇すると言われる辰は干支の中でも人気があり、メンバーの一人は「みんなが笑顔になれる年になって欲しい」と話していました。
■市内の介護施設が表彰
医療法人河北会リハビリデイ河北(河北東町)が、厚生労働省の「健康寿命をのばそう!アワード」で表彰されたことを市長に報告しました。
短期集中予防サービスの終了者(卒業生)が、現在サービスを利用している人をサポートするという取り組みが評価され、介護予防・高齢者生活支援分野で2位相当の厚生労働大臣優秀賞を受賞したもの。
技師長の山田さん(本紙写真左)は「サービス利用に至っていない人の生活指導にも力を入れていきたい」と意気込みを話していました。
■今年の野菜の出来ばえは?
◇農産物品評会
11月29日に農業品評会が開催され、市内で収穫されたお米・野菜など73品目の出品の中から、審査により13品目が寝屋川市長賞や大阪府知事賞に選ばれました。
農業品評会は、市内農業の振興などを目的に毎年行われ、出品されたお米・野菜などは品評会後、市内の子ども食堂に寄付されました。野菜を受け取った子ども食堂の運営者は「子どもたちは野菜が大好きなので、この大きな野菜を使って料理を作るのが楽しみです」と話してくれました。
■採れたての地元野菜がズラリ!
◇農業まつり
11月18日、打上川治水緑地で開催された「農業まつり」。新鮮な地元農産物などを求めて、今年も早朝から多くの人が訪れました。野菜や果物、草花のほかに米粉パン、もち、和菓子なども販売され、人気の品物は早くから売り切れに。
子ども向けの体験イベントでは、市内の農業者と一緒にサニーレタスの苗を植え付け。農業にふれる貴重な機会となりました。
■商店街ブランドを開発
大利商店街振興組合と摂南大学経営学部の鶴坂教授と学生が市長を訪問し、商店街の魅力向上のため共同で商品開発を行ったことを報告しました。
ブランド名は「べるぷらす」。第1号の商品はさつまいもとリンゴのあんが入った三笠まんじゅうで、11月に行った販売会では販売開始から約4時間で完売。ほかの商品の開発も予定されており、今後の展開に注目が集まっています。
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