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新春対談企画 OSK日本歌劇団 翼和希さん × 枚方市 in 総合文化芸術センター(3)

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◇全ての子どもたちにきっかけを
市長:皆さんは「好き」を見つけて一生懸命に努力しているところが本当に素敵だと感じました。市では枚方市こども夢基金という事業があります。全19中学校の一年生を対象に大阪フィルハーモニー交響楽団のコンサートを実施したり、プロのオーケストラから指導を受けてこの総合文化芸術センターで発表する場を提供したり、さまざまな体験の場を用意しています。今後も枚方に住む子どもたちが皆さんのように「好き」を見つけて生きる力にしてもらえるよう取り組んで行きます。
翼:とりあえず勉強してとりあえず進学しても「好き」が見つからないこともあります。体験の機会が増えるのは良いことですね。
市長:鈴江さん、横山さんの今後の抱負を教えてください。
鈴江:私は芸の道を走り出したばかりですが、そのきっかけとなった恩人であり義理がある合唱団にいつか恩返しがしたいです。
横山:私も家族や合唱団、学校の先生や友だちに恩返しができるよう、どんな努力をしてでも表現する人であり続けたいです。
翼:お二人とも本当に素晴らしいですね。好きなものに出会った時、それを仕事にしようと決断することはとても難しいことで、私自身は自分を支えてくれた人がいたからできたと思っています。舞台は自分と向き合う仕事であると同時に、お客様も含めそういった支えてくれる周囲の人たちに感謝することを忘れちゃいけないですね。
市長:最後に翼さんから合唱団のお二人に向けて伝えたいことはありますか?
翼:舞台で表現する仕事を目指すのであれば、きっと思い通りにならないことなど「好き」だけでは続けられないことが出てくると思います。そんな中でも最高のパフォーマンスをするためには、どうすれば良くなるかを自分で考えて意思表示することが大切です。もちろん独りよがりにならないように自問自答も必要ですが、「生身の人間が表現する仕事」に就くなら自分の意思を殺してしまわないように幹をしっかりと持って頑張ってください。
市長:本日はありがとうございました。
翼・鈴江・横山:ありがとうございました!

●枚方市少年少女合唱団
音楽を通じた青少年の健全な育成と市民文化の向上のため、市主催で昭和46年に設立。市内在住・在学の小学3年生~高校3年生で構成され、枚方公園青少年センターで週1~2回練習し、年1回の定期発表会とクリスマスコンサートで練習成果を披露しています。

■子どもたちの夢を応援 枚方市こども夢基金活用事業
質の高い芸術やスポーツに触れる機会によって子どもたちの夢を育み、またプロフェッショナルの育成にもつながるよう事業に取り組んでいます。詳細は市ホームページ(本紙コード)参照。

●令和5年度の実施事例
◇プロとの交流で文化芸術を担う人材を育成
公募の中高生による吹奏楽団を結成し、連携協定を締結する大阪フィルハーモニー交響楽団のメンバーの指導で練習や演奏会を経験することで子どもたちの夢を育み、将来の文化芸術を担う人材を育成します。

◇トップアスリートと一緒にスポーツ体験
トップスポーツチームが集結するスポーツ体験会を開催。子どもたちがいろいろなスポーツにチャレンジし、自分の好きなスポーツや楽しさを見つけてもらうことを目的に取り組んでいます。

◇介護の仕事への理解を深める体験
子どもたちが介護福祉士のユニフォームを着て、遊びなどを取り入れたリハビリ「遊びリテーション」や車いす体験、介護食などの介護現場を体験しています(本紙21ページ参照)。

問合せ:広報プロモーション課
【電話】841・1258【FAX】846・5341

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