「『だったらいいな』を叶えるいけだ」をキャッチフレーズとして5年度からスタートした「第7次池田市総合計画」では計16の施策を推進しています。その施策の中から毎号1つ取り上げ紹介します。
総合計画をもっと知って、あなたも一緒にまちづくりに参加しませんか?
■今月紹介する施策は…保健・医療の充実
◆9年度までにめざす姿
すべての市民が健康に関心をもち、自ら健康づくりに取り組んでいて、診療所や病院が機能に即して適切に利用され、地域の医療体制が保たれている。
◆市立池田病院地域医療連携部
地域医療連携室
榮口看護次長が紹介します
市立池田病院では、地域のかかりつけ医と連携しながら専門的な治療を行っていますが、さらに、多様な医療職同士が協力して「病気の予防」の大切さをお伝えすることで、皆さんの健康を守る取り組みも行っています。
◇病気予防に向けた医療職同士の協力での取り組みとは?
生涯を通した健康づくりには、幼児期からの心の発達に目を向け、良い生活習慣を獲得することが大切です。そこで、当院では各専門家が同じ方向性を共有しながら、効果的にスキルを生かせるよう連携しています。
公認心理師は、乳児期からの安心感や自制心の養いが後々の自己肯定感につながるため、発達心理学に基づいた、心に寄り添う相談を通じて、基本的生活習慣の形成に力を入れています。
また、管理栄養士は、いわゆる「医食同源」の考え方や腹八分目、朝食の大切さなど、日々の食生活を改善することで病気予防・健康維持につなげる栄養管理、栄養指導を行っています。
さらに「食」に密接に関わる歯や口腔(こうくう)については、若い頃からのケアや定期的な歯科健診の受診が、高齢者に多い誤えん性肺炎やその他の体の不調を防ぐことなどを、歯科衛生士から分かりやすくお伝えしています。
このように、各専門家がそれぞれの得意分野を生かしながら「チーム」として、皆さんをあらゆる局面でサポートしています。
◇健康は良い生活習慣から
幼少期から培った心の安定や生活習慣は、生活の質の向上に確実につながります。
「だったらいいな」は、皆さんの日常的でごくわずかな意識の積み重ねにより「叶う」ものなのです。
ぜひ、健康への関心を高めていただくとともに、皆さんのライフステージや持病などをよく知るかかりつけ医による定期的な検診を受けながら、住み慣れた地域での健やかな生活を実現しましょう。
◇市民の皆さんへ
当院での専門的治療が必要となった場合は、皆さんのことを良く知るかかりつけ医と連携し、最適な医療を提供します。
また、専門医や多様な医療職による市民公開講座も定期的に開催していますので、積極的にご参加いただき、赤ちゃんからご長寿まで笑顔あふれる池田のまちをめざしましょう。
総合計画の全体版は市ホームページでご覧いただけます。
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問合せ:政策企画課
【電話】754・6213
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