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自治体の皆さまへ

【特集】私たちが池田を守る(2)

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大阪府池田市

■未来を担う若手隊に直撃しました!!
◇INTERVIEW
消防署
第1警備課 警備担当
髙山 聖矢
(5年10月採用)

(01)消防士になったきっかけ
高校3年生のときに、「大阪府北部地震」の被害を間近で目にしたことから、人の安全や安心に直接関わることができる消防士になりたい気持ちが強まっていきました。また最前線に立ち、人を助けることができるところにも魅力を感じ、消防士をめざしました。

(02)成長するために頑張っていること
現在は救急隊の1人として救急車に乗ることが多いです。災害はいつ発生するか分からず、昼夜問わず出場することもあります。救急は1つとして同じ現場はなく、その場に応じた判断力が求められます。そのため、現場を想定し先読みした行動ができるよう、毎日が勉強の繰り返しです。どのような現場でも冷静に、傷病者にとっての最善の選択ができるよう、一人前の救急隊員をめざして頑張っています。

(03)これからめざす消防士像
私がめざす消防士は、消火・救急・救助など全てに対応できるハイブリッドな消防士です。消防学校では救助隊員をめざして着任しましたが、訓練や現場経験、先輩の皆さんと会話する中で、どの業務も全て大事でありチャレンジしたい気持ちが高まりました。ただし、簡単な道ではないことは理解しています。市民の皆さんを守るために、新たな知識や技術を身に付け、厳しい訓練に耐えて、誰からも頼られる優しい消防士に必ず成長します。

◇INTERVIEW
消防署
第1警備課 警備担当
吉川 初音
(5年10月採用)

(01)消防士になったきっかけ
誰かのために命をかけて業務を全うする姿をテレビで見て魅力を感じたからです。小さい頃から人のために行動することが好きだったこともあり、私も1人でも多くの人を助けたいとの思いから、消防士をめざしました。

(02)成長するために頑張っていること
主に火災などで出場しますが、救急隊員として出場することも多いです。救急を求める方は子どもから高齢者までさまざまですが、私は誰に対しても接遇を変えないことを意識し、まず安心感を持っていただくことを常に心がけています。また空いた時間では、先輩や同期の皆さんに協力してもらい、血圧や体温の測定などを素早く行うことができるように訓練しています。

(03)これからめざす消防士像
私は将来、救急救命士の資格を取り、傷病者に寄り添えるような救急隊員になりたいです。なぜなら、消防学校で訓練を受ける中で、資器材を使えない環境でも自分の知識と行動で人の命を助けることができると思ったからです。また、私が女性隊員だからこそ貢献できることも多いと感じます。例えば患者さんが女性の場合、男性隊員より抵抗感を和らげ、スムーズな処置ができるのではないかと思います。現場でたくさんの経験を積み、一人前の消防士になれるように鍛錬します。

■消防トピックス
(01)5年から新しい仲間が増えました!
◇13m放水塔付き消防自動車7号車
バスケットを使用しての救出や放水が可能であり、水損防止にも優れている圧縮空気泡消火装置(CAFS)を装備し、積載する900ℓの水で有効な消火活動が行えます。多種多様な災害に対応可能な消防車です。

◇災害対応特殊消防ポンプ自動車3号車
600ℓの水槽およびCAFSを搭載し、電動アシスト付きホースカーや動力昇降装置を装備しました。これにより、消防活動の省力化を図り、より安全かつ迅速な消防活動を行うことが可能です。また、大規模災害や特殊災害が発生した日本全国の被災地に、応援に駆け付ける緊急消防援助隊として登録した消防車です。

(02)活動服が変わりました!
従来の半袖の活動服を廃止し、長袖に一本化しました。生地が二重となり、火災現場でのやけどなどのリスクを軽減するなど、安全管理を徹底します。また夏場の執務はポロシャツとし、ヒートストレスに対応します。

(03)仮眠スペースが充実しました
災害がなければ、夜間は仮眠時間もあります。隊員の増員や感染防止対策などの体調管理を踏まえて仮眠スペースを個室化し、24室設置しました。個別指令も可能とし、万全の状態で出場します。また使用しないときはマットレスを少し上げて、通気を良くし、カビなどの発生を防止するよう工夫しています。

■News 北大阪消防指令センターが開設!
消防指令業務は、高度で迅速かつ的確な災害対応が求められるとともに、多種多様な災害が発生する中で、大規模災害時に広域的な対応が要求されます。また消防通信指令施設の整備などに係る費用の低減化などを実現するため、6年4月から池田市・豊中市(能勢町)・吹田市・箕面市(豊能町)・摂津市で消防指令業務の共同運用を開始しました。
共同運用を行うことで広域で連携が取れることや財政面での効率化が図れています。

◇SNSについて
フェイスブックは平成28年10月1日から、インスタグラムは令和5年2月25日から運用を開始しています。皆さんに消防を身近に感じてもらい、火災予防に必要な情報などをお届けしたいので、ぜひ登録をお願いします。

問合せ:予防課
【電話】754・3511

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