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[特集]のぼりつめろ!海野奈花(うみのなな)さん

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大阪府泉南市

オリンピック種目でもある「スポーツクライミング」に挑戦する海野奈花さん。その魅力に惹かれ、数々の大会で輝かしい功績を残してきた彼女に迫りました。
登り詰めた者だけが見える景色とは―

プロフィール:
小学1年生からボルダリング競技を始め、大会にも出場。公式大会には4年生から参加。
令和5年のおもな成績は、
3月THE NORTH FACE CUP U-10優勝、
9月全国ボルダリング小学生競技大会5・6年生女子の部2位、
11月小学生リードクライミング競技会岸和田CANCANカップJユースA女子優勝、
大阪府強化選手(2023、2024年)。
現在、新家東小学校6年生。

専門用語:
スポーツクライミングは主に、速さを競う「スピード」、戦略が大事な「ボルダー」(令和5年4月1日に「ボルダリング」から名称変更)、持久力が必要となる「リード」に分類される。
(※1)課題:人工壁にホールドで構成された登るためのコースのこと。人工壁だけではなく、自然の岩場のコースも課題と言う。
(※2)ホールド:壁から突起した手掛かり、足掛かりとなるもの。人工壁に取り付けられるホールドの材質は主にプラスチックで色や形も多種多様。
(※3)完登:課題を登り切ること。ボルダーでは最終地点に置かれたTOPホールドを両手で触り、安定した姿勢を保つと完登となる。

■スポーツクライミングとの出会い
「私がスポーツを始めようとしたときに、両親が一緒に探してくれて、その中でスポーツクライミングに出会いました。一度、体験に行って『楽しい!』と思って、そこから続けています。」
いつ頃から始めたのですか
「小学校1年生です。」
もともとスポーツが好きなんですか
「はい。走ること、とくに短距離走が好きです。あと、クラスの子とのドッヂボールやサッカーが好きです。上手かどうかは分からないですけど(笑)」

■楽しいと思う瞬間
「課題(※1)を攻略して、登り切った時の達成感です!」
高い所を登るのは怖くないですか?
「はじめは怖かったけど、続けているうちに恐怖心はなくなって今は慣れました。」

■大変だと思うことは
「毎日のトレーニングですね(笑)練習は週3回行っています。平日は岸和田市で練習していますが、休みの日は大阪府外まで行くことも多いです。」
練習内容を教えてください
「練習用の壁を登ります。上まで行けたら、また下に降りてきて、また上まで登ってという練習を納得がいく登りができるまで約2時間、休みの日は5、6時間しています。」

■スポーツクライミングを継続していてよかったことは
「大会で優勝したときや、良い登りができたときです。」
大会は1年間で何回ありますか
「ボルダーは年に2、3回で、私は全国大会にはほとんど参加しています。」
昨年も全国大会で好成績を残されていますね
「はい!小学生5・6年生女子の部でリードは優勝、ボルダーでは2位になりました。
ほんとに素晴らしいですね!

■スポーツクライミングの魅力
「練習や挑戦を重ねるにつれて、難しい課題を攻略できることです。リードやボルダーのホールド(※2)に番号が付いていて、番号が大きくなるにつれて難易度も高くなります。」
一番数字が大きい課題も完登(※3)できるんですか
「最難関はまだ完登できないです(笑)これからの目標です!」

■練習や試合で意識していることは
「なるべく完登するまでの回数〝トライ数〟を少なくして登ることです。」
ボルダーの最終地点に到着するまでの回数ですね
「そうです。途中で落ちてしまうこともあるので。」

■将来の目標
「日本代表になって、世界で活躍することです!大人になってもスポーツクライミングを続けていたいです。」
応援していますよ!

海野奈花さんのように、国際的・全国的な競技会・展覧会に出場する泉南っ子に、「泉南っ子応援事業」として奨励金を交付し応援しています。
詳細は市ウェブサイトをご覧ください。

問合せ:生涯学習課
【電話】483・2583

このインタビューの詳しい内容を市のウェブサイトで公開しています。そちらもぜひご覧ください。

問合せ:ふるさと戦略課
【電話】479・6758

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