国民健康保険加入者の医療費や特定健診の結果から、市民の健康状態をみました。
■医療費からわかること
◆一人あたり年間医療費(令和4年度)※資料:(1)
▽Point
一人あたりの医療費が、全国や大阪府に比べて高くなっています。
◆総医療費に占める生活習慣病の割合(令和4年度)※資料:(2)
▽Point
・総医療費の29.7%が生活習慣病で、「がん」、「糖尿病」、「高血圧症」の順で多くなっています。
・「がん」でも気管・気管支・肺がんが上位を占めています。(令和4年度)
■特定健診の結果からわかること
◆年齢ごとの受診率(令和4年度)※資料:(3)
▽Point
特定健診受診率は、市国保全体で37.5%ですが、年齢ごとでみると、40~59歳の受診率は30%未満と低くなっています。
◆メタボリックシンドローム該当者
・予備群該当者の割合(令和4年度)※資料:(3)
▽Point
・メタボリックシンドローム該当者の割合は、男性が多く、年齢とともにおおむね増加しています。
・日常生活でのバランスの取れた食生活、適度な運動、禁煙などに取り組むことで改善できます。
〔内臓脂肪型肥満に加えて、血圧・血糖・脂質の基準のうち2つ以上に該当する状態を「メタボリックシンドローム」、1つのみ該当する状態を「メタボリックシンドローム予備群」といいます。〕
※資料:
(1)KDB健康スコアリング(医療、外来+入院)
(2)KDBシステム疾病別医療費分析
(3)特定健康診査・特定保健指導法定報告
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