【令和6年度の主な事業】
「暮らしの中に1つでも多くの笑顔が生まれるまちづくり」をめざして
■力を合わせて市民の笑顔があふれるまちづくり
◇「(仮称)IZUMIOTSU EXPO 2024」の開催
2025年に開催される「大阪・関西万博」のインパクトを活かし、連携協定を締結した自治体や民間事業者などと協力し、「泉大津市の未来に向けたまちづくり」をコンセプトとした未来社会を考え、社会課題の解決に向けた「官民連携」「市民共創」の取り組みを発信する「(仮称)IZUMIOTSU EXPO 2024」をシーパスパークで開催します。
■学びあうひとづくり 彩りあるまちづくり
◇児童生徒の学力向上をめざして
リーディングスキル(※)の視点と、全国学力・学習状況調査などの「問題・結果」分析の観点を取り入れた授業づくりを基とする「学力向上プラン」を推進します。
また、児童生徒の英語の関心を高め、コミュニケーション能力の向上を図るため、複数の学校を兼務しない外国語指導助手(ALT)を9月から7小中学校に配置し、英語教育の推進を図ります。
※読解力
◇文化芸術でにぎわうまちをめざして
市内で「見る」「演じる」「本物に触れる」をテーマに、絵画や音楽、ダンス、工作など、参加する人が、それぞれの興味や関心があるアートに出会い、市民とともに成長するイベント「まちなかアートフェス2024」を開催し、市民が気軽に文化芸術について話し合えるワークショップ「ブンカミーティング」も引き続き実施します。
■誰もがすこやかにいきいきと暮らせるまちづくり
◇健康づくりに主体的に取り組むための環境の整備
「泉大津市健康づくり推進条例」に基づき、「未病予防対策先進都市」をめざし、「健康状態の見える化」を行い、市民が楽しみながら健康づくりを取り組むことができるよう「いずみおおつマイ・レコアプリ」を本格的に活用します。また、自分の健康状態に気づけるようシーパスパークを健康づくりの発信拠点とし、健康チェックや未病予防相談、教室の開催、健康づくりのための情報発信などの定期開催を行います。
◇子育て支援の充実
母子保健機能と児童福祉機能を一体化した「こども家庭すこやかセンター」を新たに設置し、妊娠期から子育て期にわたり、家庭の状況に応じた切れ目ない支援の充実、強化を図ります。また、出産・子育てに対する新たな負担軽減として、子育て世帯を対象にヘルパーなどが家庭訪問し、家事・育児支援を行う事業を開始します。
さらに、病児保育事業については、令和6年度からえびす認定こども園で開始するとともに、令和7年度からは市立周産期小児医療センター(現市立病院)でも開始できるよう準備を進めます。
◇「ふれあいバス」の運行拡充
60歳以上の人、障がい者、妊産婦、乳幼児を連れている人(左記の介添え者も含む)などの、さらなる利便性の向上と積極的な社会参加を促すため、「ふれあいバス」を土曜日も運行するほか、市内イベントが多く実施される9月16日(祝)・22日(祝)、10〜11月の日曜日及び祝日も運行します。さらに12月の泉大津急性期メディカルセンター開院にあわせルートの見直しを行い、バス車体のラッピングやバス停表示について、視認性を高めるデザインへ一新します。
◇市立病院について
泉大津急性期メディカルセンターが、今年8月末に竣工し、12月に開院します。同時に、現在の市立病院は市立周産期小児医療センターへ衣替えします。
これらに府中病院を加えた3つの病院が「高度急性期・急性期」「回復期・慢性期」といった病床の機能や、成人・妊産婦・小児といった対象となる患者ごとに明確な役割分担のもと、それぞれが有機的に連携して地域医療全体の底上げを図ります。
平常時における救急受入体制の充実・強化、また非常時における大規模災害や新興感染症の発生にも対処できる医療体制の構築により、本市のみならず近隣市町の人たちに「安全」と「安心」を提供します。
■安全で心やすらぐまちづくり
◇みんなで助け合う災害対策の構築
災害時は、市民も、職員も、誰もが被災者になります。みんなで助け合い、より多くの命を救うことができるよう、自治体と民間企業が協力し、市民参加型の「大防災訓練」を初めて開催します。また、断水しても使えるシャワーセットの整備など避難生活の質の向上と、外国人も含め安全に避難できる情報発信・伝達の強化を図ります。さらに、引き続き、妊産婦向けのホテル避難制度の充実を図ります。
◇安心して暮らせるまちづくりに向けての取り組み
日常生活の中で防犯の視点をもって無理なく地域や子どもの見守りを行う「ながら見守り活動」を推奨するとともに、自治会が設置する防犯灯の新設設置及び維持管理費用に対する補助を拡充します。
■コンパクトで居心地のよいまちづくり
◇市民主体の空間づくり
老朽化した公園施設を、それぞれの特徴を活かした魅力的な公園に再整備するとともに、市民団体の活動と連携した公園の維持管理に取り組みます。
◇ゼロカーボンシティに向けたCO2の排出削減
2050年ゼロカーボンシティにむけ、市民、事業者および市が一体となり、環境保全に取り組みます。また、幼児同乗用自転車購入助成について、未就学児2人以上としていたものを未就学児1人に拡充します。
■誇れる・選ばれる・集えるまちづくり
◇移住定住の促進を図るシティプロモーション
市の認知度のさらなる向上と子育て世帯の移住定住の促進を図るため、パンフレットやポスター、PR動画などの広報媒体を活用し、職員一丸となって市内外にシティプロモーション(※)を行うとともに、市民の皆さんにも積極的に市の魅力を発信してもらうための仕組みを構築します。
※市の認知度向上と魅力を知ってもらうための活動
◇港湾エリアのさらなるにぎわい創出
観光コンテンツの創出を探ることを目的に、泉大津旧港を利用したクルーズイベントの実証実験を行うとともに、港湾エリアのさらなるにぎわい創出を図ります。
■健全な行財政と都市経営に基づく市民サービス
◇さらなるDX推進にむけた取り組み
オンライン申請サービス手続きの拡充、税務関係手続きにおけるセミセルフレジやタブレットによる電子申告システムの導入、生成AIサービスの試行的導入など、さらなる自治体DXの推進と市民サービスの向上を図ります。
◇企業版ふるさと納税の推進
地方創生プロジェクトに、市のまちづくりの理念に賛同する企業の寄附を呼び込むことで、新たな民間資金の流れを巻き起こし、地方創生の取り組みを深めるため地方創生プロジェクトのPR活動を推進します。
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