■高血圧を予防しよう
高血圧は、自覚症状のないまま進行します。毎日血圧を測る、塩分の多い食品を控えるなど、生活習慣を見直し、予防することが大事です。
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◆高槻の健康課題は高血圧 生活習慣で予防・改善しよう
府が今年まとめた「地域健康カルテ」によると、65~74歳で高血圧※1に該当した人の割合は、府内43市町村のうち、男性で12番目、女性で5番目に多い結果※2となりました(右記)。高血圧は市の優先度の高い健康課題であることが分かります。
高血圧は、自覚症状がないまま進行し、対策をしないと動脈硬化を進め、脳血管疾患や心疾患などを引き起こす危険性を高めます。
しかし、高血圧は望ましい生活習慣を心掛けることで改善し、発症や重症化を予防できます。家庭でも毎日血圧を測って管理したり、塩分摂取量を減らしたりするなど「血圧にいいコト(下欄)」を心掛けることが大切です。できることから少しずつ取り組み、継続しましょう。
〇高血圧に該当した人の割合(府内43市町村中、高い順)
男性:12番目
女性:5番目
※1 高血圧…収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上
※2 令和2年度データ
〇生活習慣の改善例
(1)家庭での血圧測定
(2)塩分摂取量を減らす
◆家庭で血圧を測り記録しよう
なるべく毎日同じ時間と条件で測りましょう。リラックスした状態で測ることで正しい数値が出ます。体調管理の一つとして習慣にして始めてみてください。
〇おすすめの測るタイミング
朝
・起床後1時間以内
・排尿後
・朝食前
夜
・寝る前
・入浴や食事、飲酒の直後は避ける
〇測るときのポイント
(1)体の力を抜いてリラックス
(2)椅子に座り、1~2分安静に
(3)手首から肘までを安定させる
(4)測定値は記録する
◆塩分摂取量を減らそう
塩分摂取量を減らすことで血圧が低下することが明らかになっています。塩分の多い食品を控えるなど、日々の食生活で減塩を意識してみましょう。
・高血圧の人は1日6gが目安
〇適塩レシピでおいしく適塩生活
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塩分控えめでおいしいレシピを掲載した「適塩レシピ」の第3弾ができました。市ホームページでレシピを確認できるほか、9月下旬から保健センターなどで冊子を配布します。ぜひ一度作って食べて、普段の味付けと比べてみてください。
◆「いいもの」もらえるキャンペーン
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「血圧にいいコト」のいずれか1つ以上に、3週間取り組んだ市民の皆さんに抽選で記念品をプレゼントするキャンペーンを実施。参加して「健康」と「いいモノ」を手に入れましょう。募集要項あり。
期間:9/1(日)~11/30(土)
申込:12/4(水)までにウェブ申込、窓口、ファクス、郵送で
・キャンペーンに参加・応募した人の中から抽選で三箇牧トマトがもらえる(25人)
・遊びながら学べる知育玩具「食育かるた」をプレゼント(希望者全員)
〇はにたん適塩プロジェクト 血圧にいいコト(例)
・1日1回以上血圧を測定する
・麺類の汁を残す
・汁物は具だくさんにして汁の量を減らす
・塩分の多い食品を控える(インスタント食品・梅干・漬物佃煮・干物など)
・野菜を毎食食べる
・軽く汗ばむ運動を30分以上実施する(細切れでもよい)
「適塩生活始めてみよう!」
問合せ:健康づくり推進課
【電話】674-8800
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