[人権コラム]人権尊重のまちに。町内各自治会で開催の「地区懇」へ

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町では、三宅町人権教育推進協議会が各自治会と協力し、自治会ごとに「地区別懇談会」を毎年10～12月を中心に開催しています。詳しい日程等は各地区の自治会からお知らせがあるかと思いますが、地域住民がヒザをつき合わせ、人権について考え、意見交流する大切な機会になっています。
今年度は三宅町人権教育推進協議会が前身の三宅町同和教育推進協議会発足から50年の記念の年になります。発足当時からの思いである、「すべての人の人権が守られ、部落差別をしない・させない・ゆるさないこと」、「あらゆる差別のない社会を一人一人の努力で築くこと」など、お互いの人権が尊重される社会にするために長年努力を続けてきたことをふりかえり、未だに残る部落差別をはじめ、さまざまな差別をなくすように、気持ちを新たに努力していくことなどをこの機会に確認し合いたいです。
部落差別解消推進法に基づき国が実施した「部落差別の実態に係る調査」の結果によれば、部落差別の実態として、結婚・交際の場面における差別が発生していること、インターネットにおける特定個人や不特定者を対象とする誹謗中傷等の差別表現など、正しい理解が進む一方で偏見・差別意識が依然として残っていることなどが明らかとなっています。偏見や差別によるこれらの行為は人権を傷つけ決して許されないものです。部落差別(同和問題)をはじめさまざまな人権課題について正しく理解し、人権が尊重される社会の実現をめざしましょう。「自分ごと」として人権について共に考える機会として、是非「地区懇」にご参加ください。
地区懇でもご紹介しますが、人権問題を考えるきっかけとして、法務省人権啓発動画「『誰か』のことじゃない」もご覧ください。(インターネットで公開中　「法務省人権啓発」で検索)

問合せ：教育総務課
【電話】0745-44-2210