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自治体の皆さまへ

がんばりを認めてもらえる喜び -人権コラム-

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奈良県 三宅町

6月を迎え今年度も2カ月が過ぎました。幼児園・学校・職場や家庭・地域社会等で、「新たな気持ちでがんばる」ということで、この2カ月過ごしてこられたかと思います。このへんでお疲れがたまっていませんか?自分も周りもいたわりながら、声をかけ合って一人ひとりを大切にしてください。
さて、2022年6月に、国連が1989年に採択した「こどもの権利条約」に則り、「こども基本法」が成立しました。こどもは将来に向かう宝です。三宅町教育委員会では「こどもは未来からの留学生」として、未来に生きるこどもたちが必要な力を付けられるように、ICTなど教育環境整備と教育内容の充実を図り、積極的に支援しています。こどもはやがて大人になり社会をつくります。すくすく自分らしく成長し、自分のことも周り人のことも大切にして豊かに成長していってほしいです。
奈良県教育委員会が小中学校に実施している人権を確かめ合うアンケートで、「教職員からの言動でうれしい気持ちになったことがあるか」の回答で「がんばったことを認めてくれた」が上位にありました。誰でもがんばりを認められ、その上ほめられるとなおうれしいかと思います。そこで、家庭や職場や地域等で積極的に「ほめる」ことを実行してみてはいかがでしょうか。
ほめるときは(1)ささいなことでもすぐその場でほめる。(2)しっかり伝わるようにほめる。(3)結果だけより過程を大切に評価してほめる。(4)○○ができた・成績をあげたとかだけではなく、その人のやさしさ・笑いのセンス等、人間性を多面的にとらえてほめる。(5)がんばっている気持ちそのものをほめる。などいろいろ気にかけて相手に伝えられたら、大人でも、こどもでも「うれしい気持ち」になってもらえると思います。
「ほめる」が上から目線と感じるならば、「感謝する」「認める」に置き換えて是非実践してみてください。

問合せ:教育総務課
【電話】0745-44-2210

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