■認知症を予防しよう
◇認知症とは
認知症は、誰でもかかる可能性のある脳の病気です。
脳の病気や障害などで認知機能が低下し、日常生活に支障が出てくる状態をいいます。
脳の神経細胞への影響が原因となる「アルツハイマー型認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」、脳の血管の損傷等が原因となる「血管性認知症」など、原因疾患によりさまざまな種類の認知症があります。
◇認知症予防5つのポイント
1.生活習慣病を予防・治療する
認知症は、糖尿病や脳血管障害など生活習慣の乱れからくる病気に起因することも多いものです。そのため生活習慣病の予防や治療をすることは認知症予防につながります。
2.運動する
運動は脳が刺激されて認知機能が向上するため、認知症予防につながることが明らかになっています。運動習慣をつけて、日頃から適度に体を動かすことが大切です。
3.達成感を味わう
日常生活の中で、楽しさや達成感を味わうことも認知症予防に効果的です。たとえば料理を作ったり、写真を撮ったり、日記を書いたりして、後から振り返れる形にするのも良いでしょう。
4.他人と交流する
他者とコミュニケーションも有効的です。脳を刺激するほか、気持ちにも豊かさをもたらします。家族との会話、近所との交流、共同作業を行うなどの機会をもち、参加し続けることが大切です。
5.楽しみを望んで生活に取り入れる
何事も自分が無理なく楽しみながら継続できることが大切です。ガーデニングやウォーキングなど本人の趣味を生活に取り入れて、習慣化できる環境を整えましょう。
◇認知症かな?と思ったら
認知症状が、本人・家族にみられたら、一人で悩まず早めに医療機関を受診するか、福祉事務所までご相談ください。
早期発見・早期対応することで、適切な医療や介護に結び付けることができ、本人も家族も穏やかな生活を継続できるようになります。
問合せ:福祉事務所
【電話】0746-62-0901
<この記事についてアンケートにご協力ください。>