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学校跡地利用通信 No.2(1)

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奈良県吉野町

■旧吉野小学校 学校跡地利活用事業 優先交渉権者決定
旧吉野小学校跡地について、民間事業者等の専門的なノウハウと自由な発想により、地域との連携・発展に貢献する事業提案を公募した結果、1グループから応募がありました。旧吉野小学校学校跡地利活用事業者選定委員会による選定結果を踏まえ、9月19日に下記の事業者を優先交渉権者として決定しました。
事業者名:株式会社奥村組 奈良支店
提案価格:町に支払う賃料(年額)の合計 257万円/年

◆跡地利活用事業 令和9年4月オープン予定(施設運営期間20年間を想定)
・特別教室棟にカフェテリアや物販施設などを開設。また温浴棟を新設し、大浴場として開放
・普通教室棟を宿泊施設にリノベーション。研修・観光に利用できる施設として地域内外の交流を促進
・非常時は地域の安心の柱として防災機能・プログラムを充実
・奥村組が代表企業となり、ムトカ建築事務所(意匠設計)、株式会社桝谷設計(構造・設備設計、法適合設計)と協業して建築計画を策定・遂行

―吉野小学校のストックを隅々まで活かし、賑わいが集積・循環する場として再生します―

◇宿泊室
様々な宿泊者を想定した3タイプの宿泊室を計画。研修生の利用はもちろん、個人や家族での宿泊にも対応したプランとなっています。

◇吉野小リング
分棟で配置された各棟をつなぐリング状の動線空間。高齢者にも配慮し、施設の様々な活動をバリアフリーでつなげます。

◇広場
吉野小リングと各棟に囲われた中心の場所であり、来場者の憩いの場所となります。

◇吉野ギャラリー
吉野町にある吉野歴史資料館と連携し、吉野の歴史的魅力を伝える豊富な資料を鑑賞できるギャラリーです。

◇バー
観光客や研修生が吉野の食やお酒を堪能することができます。地域住民も仕事終わりに立ち寄って交流が生まれる場所になります。

◇グラウンド
従来どおり地域に開放し、日常的に体を動かすために利用できます。非常時には地域の人たちが避難できる防災拠点となります。

◇温浴棟(大浴場)
吉野材を利用した大浴場は、研修生のみならず、地域住民や地域事業者の休憩憩いの場として地域に開放します。

◇音楽室
既存の音楽室を残した部屋は、バンド活動をする中高生や、楽器の習い事・カラオケ大会など地域住民が利用することができます。

◇物販区画
吉野町民・宿泊者に便利な日常食・日用品を用意する他、地域のお土産、吉野の工芸品などのショップの展開を予定しています。

◇カフェテリア・ライブラリー
研修生利用の他、地域住民の憩いの場。地域の学生も放課後などに利用できるようにします。家具や建具に吉野材を利用し、来場者が身近に吉野材の良さについて知る場とします。

◇工作室
吉野杉・桧を扱った木工ワークショップなどを企画することで、吉野の製材業、木材の良さなどについて体験することができます。

◇屋内運動場(既存施設)
従来どおり、地域のスポーツチームや町内団体の利用に開放し、スポーツ合宿利用時の練習場として貸与します。

◇駐車場
駐車場を拡張し、遠方からの来場者にも対応します。

◇バス待合所
軒下にベンチなどを設け、バスが来るまでの時間を過ごす場所を作ります。

現時点での活用計画であり今後変更となる場合があります。

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