■今、注目されるイクジイとは?
現代の日本では、共働き家庭や核家族化などで、家庭生活において育児や介護の労力は、大きくなっています。子育てをするためには、家族の協力はもちろん、地域全体でのサポートが必要です。
近年、積極的に孫の育児をする祖父たちが増えています。共働き家庭が増えて、男性による育児が注目されるなか、イクジイも登場し、社会に浸透してきています。イクジイは共働きの親などを支えるなど、地域のサポート役として、介護や仕事の経験で得た知識を活かし、様々な活動をしています。イクジイの活動内容は読み聞かせ、ものづくり、学習支援と様々ですが、通常の仕事とは違う魅力ややりがいを感じられるほか、イクジイ自身が家族や近所とのつながりを持ち、自分の居場所をつくるという意義もあります。
このような取り組みをすることで、家族の負担が軽減するほか、子ども自身も親以外とのかかわりを持つなかで、知見や知識が増え、地域コミュニティへ積極的に参加するようになります。
これらの活動を広げ、地域ぐるみでお互いを支え合い、思いやりの気持ちを持つことが大切です。
この機会に一度、地域のためにできることを再確認してみましょう。
問合せ:人権推進課
【電話】82・2147【IP電話】88・9077
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