※「うだぢから」については、本紙またはPDF版をご覧ください。
(1)歴史関連研修会を開催
~大宇陀政始まち協~
大宇陀岩清水栖光寺跡に現存する巨大な五輪塔は、第56代清和天皇六男の子、孫の経基公『六孫王』の墓という伝承があることから、3月3日に京都六孫王神社と石清水八幡宮の視察研修を開催しました。
高落(タカムラ)宮司から、神社の由緒をお伺いし、参加者64人は、当地域との深い関わりを感じました。
また、石清水八幡宮では日本一の五輪塔があり、当地域の五輪塔はそれに次ぐ大きなものといわれており、今回の研修であらためて認識を深めることができました。
当まち協では、今後も関わりの深い名所旧跡を訪れる取り組みを進め、地域の歴史風土を掘り起こしていきたいと考えています。
(2)動くおもちゃ作りは、楽しいよ~!
~東榛原まち協~
3月23日、大和富士ホールにて「親子工作教室」を開催しました。当日は、25組の親子に参加頂き、電池で動くおもちゃを組み立てました。お父さんが夢中になって組み立てたり、図面を見ながら相談したり、各テーブルからは賑やかな声が聞こえていました。
ようやく完成すると、子どもたちは床の上を走るおもちゃを追いかけて、元気に遊びまわっていました。「作るのが難しかったけど、動くとおもしろい!」「家でも遊びます!」など、参加した子どもたちは嬉しそうに組み立てたおもちゃを大事に抱えて帰路につきました。親子で一緒に物を作る機会が減ってきているので、保護者からは、大変好評でした。
また、今回は「宇陀おもちゃ病院」も併設し、こちらは13種類の修理依頼があり、おもちゃドクターの方も忙しく修理をしていました。
(3)みんなが自分らしく生きるために
~多田地区まち協~
2月18日、室生多田地区公民館で、人権問題の現状をふまえた「性的マイノリティ―問題」について、「性と生を考える会」代表の方を講師に迎え、人権教育研究大会を開催しました。
当まち協では、「すべての人々の人権が尊重され、誰もがこころ豊かに暮らせる地域づくり」を人権教育での基本目標として様々な行事や活動に取り組んできました。
今回の集会テーマである「性的マイノリティ―」とは「性のあり方が多数派と異なること」であり、認知の低さから理解されにくく、社会的な理解を受けることが困難な状態です。
その様な現状を地域全体で考え、また自身の課題としながら理解し、みんなが自分らしく生きていける地域づくりをこれからも継続していきます。
(4)キクズノヒト
~宇陀市仕事づくり推進隊~(ネクストコモンズラボ奥大和)
3月末で仕事づくり推進隊の3年の任期を終了した、田島浩樹です。
私は、大学在学中から、木工所などから出る木屑(きくず)に魅力を感じ、なんとか活用できないかと思い、製品化する技術を習得しました。大学卒業後、仕事づくり推進隊になるため宇陀市へ移住して感じたことは、熱い思いをもって活動されている農家さん、職人さんが沢山おられるということでした。そして、このような環境で自分も起業したいと思い、この3年間、市販化に向けて取り組んできました。おかげさまで、木屑を活用した様々な製品を市販化できるとともに、マスコミで紹介いただく機会も増え、私の夢も少し実現できたかなと思っています。
引き続き、販路を広げながら、工芸品としても認められるような製品も作成できればと思っています。今後ともよろしくお願いします。
問合せ:政策推進課
【電話】82・3910【IP電話】88・9094
<この記事についてアンケートにご協力ください。>