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自治体の皆さまへ

ごみの分別でよりよいまちづくり〜ごみを分別すると、こんなにたくさんいいことが〜

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奈良県斑鳩町

■どうしてごみを分別するの?
ごみは、分別することで資源化することができます。さまざまなごみが混ざってしまっていたら、ただのごみとして、燃やしたり、埋め立てたりするしかありません。しかし、分別すれば、資源に生まれかわることができます。資源化することで、ごみを焼却したり、埋め立てたりというごみの処理で発生する温室効果ガスを減らし、新しく製品をつくるために使われる資源を節約することができます。

■分別によってどれぐらいごみは減っているの?
斑鳩町では、平成11年度には、家庭系だけで年間7,500t近いごみが排出されていましたが、平成12年度のごみ処理有料化後は分別が進み、令和5年度の家庭からの排出量は、平成11年度より約34%、量にして2,500t以上ごみの発生量が減少しています。

■どれぐらい資源化できているの?
平成11年度のごみ資源化率は、斑鳩町、奈良県平均、全国平均ですべて20%未満でした。しかし、令和4年度では、斑鳩町のごみ資源化率は55・7%であり、全国平均の19・6%、奈良県平均の15・7%を大きく上回っています。
町民のみなさんの分別意識の向上や、一人ひとりの努力の結果が数字としてあらわれています。

■ごみの分別で経費削減につながっています!
枝葉草類や生ごみ、ビン類や缶類として分別されたごみが、もしも分別されずに可燃ごみとして焼却されたり、不燃ごみとして埋め立てなどの処理をされていたら、年間で約2,000万円から3,000万円の費用がかかります。ごみをしっかり分別したことで、平成25年度から令和4年度までの過去10年間では、約2億4,000万円もの処理費用が削減されました。

■人口10万人未満の市町村の資源化率ベスト10に入りました!!
環境省では、毎年、人口規模ごとの資源化率の上位10市町村を公表しています。環境省では、焼却灰などのセメント原料化や固形燃料化などの資源化量を差し引いて資源化率を算出しており、この算出方法による斑鳩町の令和4年度の資源化率は50・9%で、全国の人口10万人未満の市町村のなかで、第9位となりました。
今回、初めて資源化率ベスト10にランクインできたのは、町民のみなさんの分別のおかげです。これからもごみをしっかり分別し、資源化をすすめることで、よりいっそう環境にやさしいまちとして発展していくため、引き続きご協力をお願いします。

問合せ:環境対策課
【電話】内線133

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