■第183回 歯と口の健康を考える
6月4日~10日は、「歯と口の健康週間」です。食事をおいしく食べて、元気に日常生活を送るには、歯と口の健康が大切です。丈夫で健康な歯と口を保つために、日頃の食べ方を見直してみませんか?生涯、自分の歯で食べられるよう、一人ひとりが歯と口腔の健康に取り組みましょう!
◇よく噛んで食べることは、健康づくりの第一歩!
(1)虫歯予防…唾液の分泌を増やすことで、口腔内の食べかすを洗い流す効果があります。
(2)肥満予防…満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを予防します。
(3)あごの発育を助ける…あごの筋肉が鍛えられ、歯が並ぶためのあごの骨を発達させて、歯並びを良くします。幼児期からよく噛んで食べる習慣をつけましょう。
(4)味覚の発達を促す…噛むことで食べ物の味がよくわかるようになり、薄味でも満足感を得られます。
(5)栄養の吸収が良くなる…食べ物をよく噛んで細かくすることで胃腸への負担も減り、消化吸収も良くなります。
◇噛む習慣をつけるためには?
(1)一口30回を意識して、よく味わって食べましょう。
(2)食べ物を水分で流し込まないようにしましょう。
(3)噛みごたえのある食べ物を食事やおやつに取り入れましょう。(例:ごぼう、にんじん、昆布、小魚、ナッツ、するめ 等)
◎高齢になると噛む力が低下するうえに、食べ物をうまくのみこめなくなる嚥下障害や、さらには誤嚥性肺炎も起こしやすくなります。よく噛む習慣をつけて咀嚼力や嚥下力を高めましょう。
《標語》
~歯を見せて 笑える今を 未来にも~
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