■ふるさとの先輩の課外授業(小斎小卒業生 天野未空(あまのみく)さん)
「キッカケは地元が教えてくれた」
3月7日(木)、旧小斎小学校で、同校卒業生の天野未空さん(三重大学大学院)による課外授業が行われ、丸森小学校の5年生が参加しました。この授業は、大学院で学んでいることや小学校時代の話を聞き、子どもたちに将来の夢や希望を持ってもらうために小学校が企画したそうです。
天野さんは、近年の猛暑を研究し、2010年以降に北半球規模で気候が急激に変化する「レジームシフト」が起きたという分析結果を導き出し、日本地球惑星科学連合2023年大会で発表したところ、学生優秀発表賞を受賞しました。
▽地元のお米と東日本大震災がターニングポイント
天野さんは、小学校時代に米の食べ比べをする授業があり、その中でもササニシキが一番のお気に入りだったそうですが、冷害に弱いことを知り、気候に興味を持ったそうです。
また、東日本大震災を経験した際、「予測ができれば万一の場合に対処ができる」「誰かの役に立ちたい」と思ったことが、今の研究に繋がっているということです。
子どもたちの心に、将来について考えるキッカケとなる素敵な課外授業でした。
■住みたい町を考える 高校生と町議のワークショップ開催
2月14日(水)、伊具高校の3年生と町議会議員による「住みたい町を創るワークショップ」が開催されました。
ワークショップでは、「地元に住むには何が必要か」「地域のためにできることは」をテーマに、9つの班に分かれ意見交換が行われました。生徒からは「働く場所が必要」「SNSで町の情報を発信する」「選挙に行く」など活発な意見が出ていました。
■猫神様のご利益?大盛況の第3回猫神祭
2月23日(金・祝)に開催された第3回猫神祭は、猫好きの心をつかむ、猫雑貨やスイーツ、猫神社限定の御朱印が販売され、県内外から1300人以上が来場しました。
保護猫の啓発コーナーも設けられ、ペットとしての猫に対する取り組みも行われました。これからも町に多くの観光客を招く招き猫になって欲しいと願うばかりです。
■丸森町自衛隊入隊者の激励会が行われました
3月14日(木)、自衛隊入隊者激励会を開催し、入隊予定者の佐藤龍乃介(さとうりゅうのすけ)さんの新たな門出をお祝いしました。自衛隊宮城地方協力本部の澤村(さわむら)本部長からは「災害時に受けた支援を忘れず、今度は自分が誰かの役に立てるよう努力してほしい」と激励を受けました。
佐藤さんは、4月から愛媛県の松山駐屯地にある教育隊に入隊し、自衛官としての第一歩を踏み出します。
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