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NEWS and NEWS

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宮城県亘理町

■伝統の重みを今につなぐ
川口神社春季例祭
4月21日、川口神社春の例祭で、江戸時代から続くみこし渡と御ぎょが行われ、荒浜地区を練り歩きました。
東日本大震災による津波で流されたこのみこしは、地元住民の熱い想いや各方面からの支援により修復が実現し、3年後に復活を果たしたものです。当日は、白い衣装を羽織った氏子ら約60人が交代でみこしを担ぎ、「ヨンニョス・ヨンニョス」という独特な掛け声とともに地域を巡り、住民から「がんばれ、お疲れさま」と笑顔で見送られていました。
震災や新型コロナの逆境を乗り越えた伝統のみこしは、地元を愛する担ぎ手の肩の上で輝いていました。

■思いを込めた成果販売
亘理高校草花苗販売会
4月28日から5月2日にかけて、宮城県亘理高等学校の生徒が育てた苗や加工品を販売する即売会が開催されました。
販売初日は、町内外から多くの来場者が訪れ、キュウリやナス、メロンなどの野菜苗のほか、マリーゴールドやベゴニアなど色とりどりの花苗を選んでいました。
来場者からは「生徒たちが育てた苗は良く育つので毎年買いに来ている」と話があり、販売にあたった生徒は「自分たちが丹精込めて育てた苗を、来場者の方々に喜んで買ってもらえて嬉しい」と笑顔で話していました。

■亘理と伊達のつながり学ぶ
伊達市立中学校修学旅行
5月8日、町のふるさと姉妹都市である北海道伊達市の光陵中学校と大滝徳舜瞥学校の3年生94人が修学旅行で悠里館を訪れました。
当日生徒たちは、はじめに視聴覚ホールで、町と同市がふるさと姉妹都市を締結した歴史的背景について、郷土資料館の職員から説明を受けました。その後、郷土資料館で町の歴史について説明を受けた生徒たちは、積極的にメモを取りながら展示物を見て回り、当時の様子を学んでいました。
生徒は、「伊達市と亘理町の歴史やつながりが分かり、貴重な体験学習になった」と話しました。

■大豊穣の秋に期待を込めて
農業用水通水開始式
農繁期を迎え、水田に供給する農業用水の通水開始式が、4月25日に亘理土地改良区で行われました。
農業用水は、逢隈田沢地内の岩地蔵揚水機場で阿武隈川の水を毎秒8・5トンくみ上げ、郡内の水田に供給されます。
式では、同改良区の日下正博理事長や山田町長、山元町の橋元伸一町長らが中央管理室で揚水ポンプの稼働スイッチを押し、監視用モニターから正常稼働の表示を確認しました。
日下理事長はあいさつで、「昨年に引き続き今年も高温の日々が予想されるが、万全の体制を整えながら豊作の秋を迎えたい」と話しました。

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