■イヤイヤ期はどのお子さんにもやってきます
1歳代の後半頃から自我が芽生え、自分でやりたいけどうまくできないことでかんしゃくを起こすようになります。この時期の失敗や成功が、後々のお子さんの自立につながるので、上手に対応しながら見守りましょう。
◆子どもの気持ちを上手に切り替えるテクニック
◇その1
子どもの「イヤ」の気持ちを大人が言葉にして、返してあげましょう。
〇〇が嫌だったんだよね、と気持ちに寄り添ってあげましょう。
「このおもちゃで遊びたかったんだね」
◇その2
別の選択肢を提案
少し落ち着いたころにどっちがいい?どっちからする?と聞き、選択したり、順番を選んでもらったりするようにしましょう。
「自分で選んだ満足感もあって、気持ちが切り替えやすくなります」
◇その3
環境を変えるなど気持ちを切り替えましょう。
外に出て環境を変えたり、違う遊びに誘ったりしてみましょう。
「お散歩に行ってみよう」
お子さんの「イヤイヤ」「自分で」は、成長の1つの表れです。
温かく受けとめてあげながら、自我が芽生える大切なこの時期を、親子一緒に乗り越えていきましょう!!
■11月は児童虐待防止推進月間です
虐待を受けたと思われる子どもを見つけた時や、ご自身が妊娠・出産、子育てに悩んだときには、児童相談所や町の相談窓口に連絡してください。
ー令和6年度標語ー
「189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン」
◆児童虐待防止講演会を開催します
日時:11月25日(月)午後1時30分~
場所:保健福祉センター 大ホール
講演内容:「親子関係がぐ~んと良くなるほめ育児のススメ」
講師:宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」 心理相談員 白石 雅一 氏
申込方法:11月21日(木)まで子ども家庭センターに電話または本紙二次元コードからお申し込みください。
◆“しつけ”と“虐待”はちがいます
◇“しつけ”の場合
・子どもは自分の意見や考えを言うことができます。
・親は他人からの助言や社会的な規範を受け入れます。
◇“虐待”の場合
・子どもは自分の意見や考えを言うことができません。
・親は他人からの助言を聞こうとしません。
◆虐待かなと思ったら…
迷わず役場などの関係機関に連絡(通告)してください。連絡(通告)した人の秘密は法律で守られています。
◇身体的虐待
殴る、蹴る、首を絞める、投げ落とす、熱湯をかける、戸外に閉め出すなど、体に傷あとが残ったり、生命が危うくなるようなけがをさせることなど
◇ネグレクト(養育の拒否・保護の怠慢)
適切な食事を与えない、ひどく不潔なままにする、病気やけがをしても医師に診せない、家に閉じ込める、同居人による暴力を放置するなど
◇心理的虐待
子どもの存在を無視したり、言葉によるおどしや脅迫、きょうだい間の差別的な扱い、子どもの前でDV(ドメスティック・バイオレンス)行為を行うことなど心に不安や恐怖を与えること
◇性的虐待
性的いたずらや、性的行為の強要、子どもをポルノグラフィの被写体に強要するなど
◆連絡・通告先
・宮城県中央児童相談所【電話】784-3583
・児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189(いちはやく)(24時間)
・子ども家庭センター【電話】356-6711※
※夜間でも可。夜間の場合は守衛室に電話がつながります。児童虐待の連絡であることと連絡先を守衛に伝えてください。折り返し担当職員から連絡します。
◆子育てに関する不安や悩みがあったら…
子育ては思うようにいかないものです。不安や悩みを一人でかかえこまず、お気軽にご相談ください。
問合せ:子ども家庭センター
【電話】356-6711
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