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大崎(ふるさと)で紡(つむ)ぐ未来!Uターン移住の本音と魅力

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宮城県大崎市

近年、全国的に地方移住や二拠点居住(※)が注目され、移住支援事業や空き家バンクを利用した移住希望者が増加しています。
認定特定非営利活動法人ふるさと回帰センターが公表した移住相談者の希望地ランキングでは、宮城県が全国5位となりました。今後、さらに地方移住の関心が高まってくることが見込まれます。本市でも魅力ある地域資源を生かして、移住の促進を図っていきます。
今回は、本市にUターン移住した2組の家族が感じた、移住の魅力や暮らしを紹介します。
※二拠点居住とは、都市住民が農山漁村などの地域にも同時に生活拠点を持つライフスタイルのことです。

■平成29年移住 佐々木貢さんにインタビュー
▽「ここだな、と思った」岩出山地域の魅力
妻の妊娠が田舎移住を考えるきっかけになりました。妻の実家がある群馬県高崎市に移住し、平成26年に佐々木洋品店の実店舗を開店しましたが、平成29年に出身地である古川にUターン移住しました。住まいを探す過程で岩出山地域に目を向け、地域を知れば知るほど「ここだな」と思いました。あっという間に地域の人とのつながりができ、今ではいろいろな話ができる仲間もいます。
内川の石畳の散歩道はとてもおすすめです。レトロな民家があったり、春には満開の桜を楽しめたり、コイに餌やりをする子どもたちがいたり…とても風情があり、岩出山地域に根を下ろす決め手となりました。

▽パリ・コレクションに参加して
Instagram(インスタグラム)を通して得た大きな舞台への挑戦は、とても良い経験になりました。この経験が、岩出山地域に貢献できる何かになれば良いと思います。
今後は、空き家を購入してリフォームをし、居住スペースのほか、アトリエや撮影用のスペースを設ける予定です。

▽ファッションデザイナー 佐々木貢(みつぐ)さん、千穂(ちほ)さん(群馬県高崎市から移住)
貢さんのプロフィール
古川地域出身。進学を機に上京、短期大学でファッションの基礎を学び、首都圏で就職。夫婦で古着屋を始め、平成26年に「佐々木洋品店」を開店。平成29年に本市へUターン移住。令和5年9月には世界的ファッションイベント「パリ・コレクション」で作品を発表。

■令和元年移住 渋谷大輔さんにインタビュー
▽「暮らしをつくる」実感
草刈りやまき割りなどの家仕事も多く、とても便利とは言えない反面、「自分たちで暮らしをつくっている」という実感を持つことができています。
また、恵まれた自然環境は、子どもたちの感性を育むのに最適です。妻が主催する造形教室「ノキノシタ」などで、子どもたちが生き生きと過ごせる居場所も作っています。自分がそうだったように、子どもたちが成長し就学や就職を機に岩出山を離れても、楽しかった暮らしの思い出が、いつか岩出山に戻って来る選択につながるといいなと思っています。

▽新たな魅力を増やしたい
空き家を改修し、若者世帯が住みやすい戸建て賃貸を増やすなど、移住者の受け入れ体制の整備にも注力しながら、空き家を活用した事業を継続的に行っていきたいです。また、今後増加する廃校の利活用や子どもたちのための全天候型の木育施設にも興味があります。新たな魅力を増やし、地方への移住希望者に選んでもらえるようなまちにしていきたいです。

▽一級建築士 渋谷大輔(しぶやだいすけ)さん、英美(ひでみ)さん(神奈川県鎌倉市から移住)
大輔さんのプロフィール
岩出山地域出身。在学していた岩出山中学校のデザインや空間に感銘を受けたことにより、建築士を目指す。大学院を卒業後、東京都の設計事務所に就職。結婚後、平成24年に神奈川県鎌倉市で一級建築士事務所「studio syncrol(スタジオシンクロール)」を設立。令和元年に本市へUターン移住。

問合せ:政策課地方創生担当
【電話】23-2129

■多方面から移住をサポート!
▽おおさき移住支援センターCu:rus(くーらす)
大崎市への移住について、気軽に相談してみませんか。移住のエキスパートが「おおさきぐらし」をサポートします。また、空き家バンクへの物件登録、物件の紹介などの相談も受け付けています。

問合せ:おおさき移住支援センター
【電話】25-4493

▽空き家を活用した移住支援
空き家を活用して、若者世帯の移住を支援する事業を行っています。空き家を賃貸可能物件として空き家バンクへ登録した所有者に助成金を交付します。詳しくは、問い合わせください。

問合せ:建築住宅課住宅担当
【電話】23-2108

▽市内に移住する若者世帯のための住宅購入やリフォーム支援
手続きの進め方、補助の内容・要件などについて、事前に問い合わせください。
※予算がなくなり次第、終了します。
(1)住宅新築・購入 補助金額 上限190万円
(2)購入する住宅のリフォーム 補助金額 上限90万円
(3)市内に移住する若者世帯を迎え入れ、三世代(親・子・孫)が居住するためのリフォーム 補助金額 上限125万円
※(2)(3)は、工事着手後の申請はできません。

問合せ:建築住宅課住宅担当
【電話】23-2108

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