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令和6年度 施政方針(1)

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宮城県川崎町

2月28日、小山町長が川崎町議会定例会3月会議で施政方針演説を行い、令和6年度の町政運営の考え方を表明しました。

◆仙南広域行政事務組合への職員派遣
仙南広域行政事務組合と構成する市町で職員派遣に関する協定を取り交わしており、滞納整理課へ職員1名を派遣します。

◆町税等の徴収対策
物価の高騰が続き、納税困難など町の財源確保に影響を及ぼすことが予想されます。
町税は住民サービスを提供するための大切な自主財源であり、公平性の観点から適正な課税と徴収に取り組んでいかなければなりません。
今後も気軽に相談できる環境を維持しながら、納税者の生活状況等を把握し、柔軟な対応と制度の適切な運用で滞納整理に努めていきます。

◆感染症対策
新型コロナウイルス感染症による長期間の制限や自粛生活を起因とした「健康二次被害」が叫ばれ、体力低下、精神的な衰えや認知症の進行などが懸念されています。また、本年度は免疫力の低下に伴うインフルエンザの早期からの流行など私たちはこれらの感染症とこれからも併存していかなければなりません。
これまでどおり、「手洗い、うがい、換気、消毒」など蔓延防止への取り組みを啓発していくとともに、「各種予防ワクチンの接種費用助成」などを通した感染予防・重症化予防事業を引き続き推進していきます。

◆子育て支援
川崎町は子育て先進市町のトップランナーとして、良質な保育・教育環境を継続的に提供するとともに、「子育て世代包括支援センター」や「こども家庭センター」の機能の充実を図ります。
子供たちの成長に合わせたライフステージにおいて途切れることがないよう継続的な支援と、各家庭に寄り添った福祉的支援(貧困や虐待、移送)を重層的に進め、子育て家庭の経済的負担の軽減も図りつつ、子育てへの不安を解消できるような環境づくりを目指していきます。

◆消防・防災対策
頻発化・激甚化する自然災害に対応できるよう、水利を含む消防施設の更新を進めていくとともに、備蓄品の適正管理や住民参加型の防災訓練を実施するほか、啓発活動を通して、町民への防災意識の向上に努めていきます。
さらに、カーブミラーや防犯灯の新設・修繕を継続的に行い、安全対策に努めていきます。

◆人生100年時代
川崎町の高齢化率は4割に達しようとしており、100歳以上の方は9名、90歳以上の方は237名と、まさに人生100年時代を象徴しています。
いつまでも住み慣れた地域の中で安心して暮らし続けられるよう、医療・介護・住まい・予防・生活を一体的に支援していく体制は重要です。地域包括支援センターを中軸に、関係機関や地域住民による支え合いを一層強化していきます。
他方で、人口減少・少子高齢化に伴い多くの高齢者に、地域の担い手として活躍してもらう時代とも言えます。そのためにもシルバー人材センターの活用拡大をはじめ、老人クラブや地域スポーツ事業の運営等、地域活動を積極的に応援していくことが大切です。今後もシルバー人材センターの会員強化や地域サポーター等の人材育成、そして地域コミュニティの向上を支援しながら「地域共生社会の構築」に努めていきます。

◆健康づくり
一次予防の重視、生活の質の向上、健康寿命の延伸を図るため、これからも各種啓発事業や効果的な事業に根気強く取り組んでいきます。
各ライフステージに応じたきめ細かな保健事業の充実化、コロナ禍における健康二次被害対策として、栄養管理、身体活動、社会参加の3本柱を一体的に底上げしながら健康意識と予防意識の高揚を推進していきます。

◆協働のまちづくり
子供たちや孫たちが、住んでよかったと実感できる川崎町を後世につなげていくため、まちづくり懇談会等をはじめ、町民の皆様との意見交換の場を積極的に設けていきます。
「現場が第一」という信念のもと、職員一同さらなる「協働のまちづくり」を進めていきます。

◆移住・定住の促進
空き家の実態調査を基に、全行政区長と空き家や行政区のルール等に関する情報交換を行いました。
今後さらに制度を発展させるため、空き家バンクを利用した方だけでなく、すべての町民が新たな人を呼び込むしかけを探求していきます。

◆情報発信・観光の振興
ユーチューブ等を活用して、観光情報だけでなく、川崎町の人や空き家バンク、ふるさと納税等、様々なジャンルの展開を図っています。今後は、SNSのショートムービーを活用し、意図した話題性づくり等、より踏み込んだ活用を行っていきます。
引き続き、町内外を問わず、皆様より「川崎町、いいね‼」と共感してもらえるよう、様々な手段を用いながら、川崎町の元気な姿や魅力を発信していきます。

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