特集 子どもたちの笑顔あふれる東松島へ(3)

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■教育・スポーツ施設充実
現在市では学校施設の老朽化や狭小を解消し、子どもたちが安全・安心に、そして楽しく生活を送れるよう赤井小学校講堂の改築事業等を進めています。また、スポーツ健康都市東松島市の具現化に向け、新たなスポーツの振興を期待して鷹来の森運動公園のスケートボードパーク等を整備しています。

◆矢本第一中学校の校庭整備完了
令和3～4年度にかけて、矢本第一中学校の校庭整備工事を行いました。矢本第一中学校は校舎の増設などにより校庭面積が縮小しており、部活動のスペースが不足している状態にありました。令和3年度は西側にテニスのクレイコート4面(2359・8平方メートル)と駐車場42台分(997・3平方メートル)、連絡通路381・0平方メートル合わせて3738・1平方メートルを新たに整備。令和4年度は既存グラウンドの排水やバックネットの更新、陸上のタータン舗装などを施工しました。
また令和4年5月には、25m、8コース(水張面積400平方メートル)のプール改築工事も完了。いずれも文部科学省所管の「学校施設環境改善交付金」の補助を受けて実施。生徒のスポーツ環境の改善に努めました。

◆赤井小学校の講堂改築中
築45年以上を経過した赤井小学校講堂は、老朽化が進んだことから令和4年度に解体し、現在改築工事を行っています。
この事業は、文部科学省所管の「学校施設環境改善交付金」「公立学校施設整備負担金」および防衛省所管の「防衛施設周辺防音事業補助金」を受けて実施。講堂の面積は736・2平方メートルでフロアは以前とおおむね同等の425・0平方メートルですが、避難場所でもあることから多目的トイレや防災備蓄倉庫を備えており、建物の面積は増加しています。
現在は体育の授業を赤井南小学校、行事では赤井市民センターを利用。建物の完成は令和5年度末を予定しており、6年生を新しい講堂で見送れるように整備を進めています。

問合せ：教育総務課教育施設係
【電話】内線1258

◆矢本運動公園テニスコート　リニューアル完了
矢本運動公園テニスコートは、昭和59年の整備後38年が経過し、施設の老朽化が進み改修が必要なことから、「松島飛行場周辺民生安定施設整備事業」の採択を受け、改修工事を行いました。
テニスコートは4面あり、2740平方メートルを全天候型砂入り人工芝コートに改修したことで、水はけの改善と球の弾みの安定、利用者の足腰への負担軽減を図りました。また、ナイター照明のLED化、出入り口にスロープを設置しバリアフリー化を図り障害のある人や高齢者などが快適に足を運べるよう整備しました。

◆鷹来の森運動公園　スケートボードパーク建設中
スポーツ振興くじ助成金を活用し、令和5年7月から鷹来の森運動公園内にスケートボードパーク建設工事を行っています。
この施設は昨年度設計の段階から東松島市スケートボード協会に協力をいただき、愛好者と意見交換を行いながら、スケートボード専用のストリートコースとして、ステージや変則ピラミッド、マニュアルパットなど様々なセクションを取り入れたパークとして建設を進めています。
総面積は約1、000平方メートルで、屋根付きの休憩や観覧ができるスペースを設けるなど、幅広い世代がスケートボードを通じて交流できる場所になっています。
本施設は令和6年1月完成予定となっており、事前登録制の無料施設として整備する予定です。なお、供用開始から令和6年3月末までは、多くの方に体験していただけるようプレオープン期間とし、登録なしでも利用できる期間を設ける予定ですので、ぜひ体験してみてください。

問合せ：生涯学習課スポーツ振興係
【電話】内線3858