~認知症の方とその家族を支える仕組みづくり~
2月29日、東松島市チームオレンジ認定書交付式が開催されました。
チームオレンジとは、自分ができる範囲で認知症の方本人とその家族の支援やメンバーの認知症予防などを行い、必要な支援に繋げる取り組みです。本市では今年度認定された3チームを含む5チームのチームオレンジを設置しており、令和6年2月末現在において、宮城県内のチームオレンジ設置自治体5市町の中で最も多いチーム数となっています。
問合せ:福祉課包括ケア推進係
【電話】内線1186
■「3チームの活動紹介」
(1)あおい見守り部会チームオレンジ
▽活動概要
・令和5年10月12日に設置され、安否確認や孤独死防止、傾聴を主とした見守り活動を実施。
・3つの自治会が共同で活動する地区会が設置する高齢者等見守り部会が母体。
・火~土曜日まであおい西集会所を常時開放(スタッフ常駐)し、茶話会等の通いの場として地域住民が利用している。
(2)下町べっぴん百歳体操
▽活動概要
・令和5年10月31日に設置され、下町地区センターにて週2回百歳体操とお茶会を通じて、地域内で認知症の方の社会参加の場を提供。
・いきいき百歳体操サークルが母体。
・話し合いを定期的に実施し、地域内の認知症高齢者の生活状況や関わりなどについて情報共有を実施。
(3)そよ風
▽活動概要
・令和6年1月19日に設置され、赤井市民センターにて月1回(第2日曜日)に認知症カフェ参加者の見守りを中心に活動。
・認知症カフェ(そよ風カフェ)が母体。
・講話・歌・体操・脳トレ・制作など参加者の声を聴きながらコアメンバーでカフェ内容を検討し実施。
■認知症サポーター養成講座受講者募集中
ひとりでも多くの認知症サポーターを増やし、認知症の方やその家族が安心した生活が送れるよう地域の団体、学校、企業などに出向いて開催しています。令和6年2月末までに市内で4882人が認知症サポーター養成講座を受講しました。認知症について学びたい企業や事業所の皆さんの受講も大募集しています。
▽認知症サポーター養成講座の内容【企業向けの一例】
・東松島市の現状(人口、高齢化率などの推移)
・認知症サポーターの役割
・認知症の病気の理解(病気と加齢の物忘れの違いなど)
・職種に合った認知症の人への接し方
例)
お店…お会計の際の接し方
銀行…ATMの使用方法を案内する際の接し方
寸劇を通して実際の場面をイメージする など
チームオレンジ、認知症サポーター養成講座に興味、関心がある方は、気軽に連絡ください。
問合せ:東松島市認知症総合支援コーディネーター 吉田結里枝
【電話】080-1856-2531
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