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シリーズ 第50回 主体的な児童へ役割創造[赤井小学校]

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宮城県東松島市

■新一年生の不安解消へ
本校では、「赤井のさと」の豊かな伝統と文化を継承し、「子どもたちの笑顔あふれる学校づくり」に取り組んでいます。学校教育目標は「共に学び、共に輝き、未来を切り拓くあかいっ子の育成」。一人一人が自信を持てるようさまざまな役割を経験させ、活躍の出番を用意し、努力を承認して豊かな心を育んでいきます。
今年の新入生は27人で、全校児童数は148人となりました。4月26日は、「新入生を迎える会」が真新しい講堂で開かれ、在校生の2~6年が学校紹介やゲーム、伝統である太鼓演奏を披露してくれました。
6年生と一緒に手をつなぎながら入場した新1年生は、緊張や少し恥ずかしさを見せていました。2年生は「1年生で学習すること」、3年生は「あかいっ子フェスティバル」についてわかりやすく紹介。縄跳びを目の前で披露すると、新入生から歓声が起こりました。
4年生は運動会全体種目の「よっちょれ」を実演。5年生企画のじゃんけん列車は、1年生が楽しめるよう配慮し、学年を越えて交流の機会を生み出してくれました。そして6年生は赤井いぶき太鼓の迫力ある演奏を披露。かっこいいお兄さんお姉さんの姿を見せていました。
1年生も覚えたての校歌を一生懸命歌い、最後は在校生が手でアーチを作り、その輪をくぐって教室へ。児童会の主体的な取り組みによって1年生が一層学校に馴染める機会につながりました。
片岡明恵校長は「赤井地区の皆さんには、学校のためなら協力を惜しまないと応援をいただいており、改めて150年の伝統を感じています。地域と学校、家庭でしっかりと子どもたちの成長を支えていきたいです」と話していました。

片岡明恵(かたおかあきえ)校長

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