「第15回登米市民文化祭」(登米市文化協会主催)が9月30日と10月1日、豊里公民館で開かれました。
展示発表では、書道や俳句、陶芸など13団体が作品を展示。ステージ発表では、2日間で30団体が日本舞踊、民謡、伝統芸能、フラダンスなど、68演目を披露したほか、市民文化祭初となる仙台フィルハーモニー管弦楽団の弦楽四重奏コンサートも催されました。来場した髙橋武比古(たけひこ)さん=中田町十文字=は「俳句を出展したので妻と見に来ました。ちぎり絵や絵画など、素晴らしい作品が多く展示されているので、見に来て良かったです」と話していました。
「第16回登米市産業フェスティバル」は10月1日、迫体育館とエスファクトリー東北中江公園(迫中江中央公園)で開催され、約1万3千人が来場しました。
体育館内では、市内企業や学校などによる、生産品の展示やものづくり体験などが催されました。屋外には木工体験ブースや電気自動車の展示のほか、特産品の販売や飲食コーナーなどが立ち並び、市の魅力を発信。市内の産業を担う企業や団体がイベントを盛り上げました。家族で訪れた畠山卓也(たくや)さん=迫町山の上=は「市内の企業などの製品や取り組みなど、初めて知ることも多く、とても充実しました」と話していました。
「第17回登米市スポーツまつり」は10月9日、豊里公民館で開かれ、71人が参加しました。
まつりは、スポーツの楽しさを体感することを目的に開催。ボッチャやモルック、ラダーゲッターなど、計6種目のニュースポーツの体験コーナーや、体組成が測定できる健康づくりコーナーなどが設けられ、たくさんの参加者でにぎわいました。友人と来場した菅原みゑ子さん=登米町下り松=は「初めて経験するスポーツでしたが、簡単にできて年齢を忘れて楽しめました。健康測定では数値が良くてうれしかったです」と笑顔を見せました。
「令和登米(とよま)人力車会」は10月8日、迫町の津島神社で結婚式を挙げる佐々木宏吉(ひろよし)さんと志し保ほさんを人力車で式場まで送り届けました。
人力車による移動は、新郎新婦からの希望に、同会や登米市神社通り商店会が協力して実現。二人を乗せた人力車が近づくと、沿道からは歓声が上がりました。交通整理を担当した新田修平(しゅうへい)さん-登米町辺室山-は「新郎新婦の新たな門出を祝いたいという気持ちはもちろん、シティプロモーションにもつながると思って協力しました。これからも『人力車の走るまち』をアピールしていきたいです」と話しました。
「サツマイモ掘り交流学習」は10月25日、登米総合産業高校の実習畑で開かれ、同校農業科の生徒28人と、さくら幼稚園の年長組50人が、サツマイモの収穫に汗を流しました。
交流学習は、収穫体験を通して園児と生徒が交流し、農業や自然への興味と関心を深めることを目的に開催。畑から、さまざまな形や大きさのサツマイモが採れるたびに、こどもたちの歓声が上がりました。高橋幸也(こうや)さん(産業高1年)は、「収穫に園児たちが喜んでくれたのでうれしかったです。栽培したかいがありました」と笑顔を見せました。
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