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【特集】みんなでスポ少やろうよ!(1)

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宮城県登米市

■スポーツの魅力を知りこどもの心と体を健全育成
スポーツ少年団(以下、スポ少)は、「一人でも多くの青少年にスポーツの歓よろこびを提供する」「スポーツを通して青少年のこころとからだを育てる」「スポーツで人々をつなぎ、地域づくりに貢献する」という三つの基本理念のもと、昭和37年に活動を開始。本年度は、全国で約54万人、市内では1714人が所属し、全国の舞台でも活躍しています。

■生活環境の変化で進む運動離れ増え続けるこどもの肥満
近年、幼児期のこどもたちの中に、真っすぐに走れない、でんぐり返しができないといった事例が以前よりも多く見られるようになりました。これは、昔に比べて外遊びなどをしなくなったことから、自然に身に付くはずの「走る・投げる・跳ぶ・転がる・滑る」といった基礎的動作が上手にできなくなったことが原因と考えられています。
また、全国的に体力の低下が進み、肥満傾向のこどもが増えています。本市では、令和4年度時点で小学5年男子の肥満の割合は26・4%で、全国平均の約1・7倍。幼少期からの生活習慣の改善が必要な状況です。運動は、肥満の改善や予防に効果的。一人で運動を始めることは難しくても、スポ少に入り、友達と一緒に活動することで、継続的に取り組むことができます。また、幼少期から運動習慣を身に付けておくことで、運動することが身近になり、大人になってからの肥満予防にもつながります。

■運動する楽しさを知り集団行動のルールを学ぶ
スポ少では、運動能力や体力の向上はもちろん、運動することの楽しさや喜びを知ってもらい、自分から運動したいと思うようにすることで、指示されるのを待っているだけでなく、自主性を持って行動できるようになることを重要視しています。
同じ目標を持ち、学年が違う仲間たちとの集団行動を通じて、友情や協調性、相手を思いやる心を育てるとともに、ルールの中で生活することを学び、社会生活への適応能力の向上と豊かな人間性を育むことを目指しています。

■Interview スポ少の指導者に聞きました

◇スポ少で高める技術と人間性

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