『視聴者が求める情報をわかりやすく動画配信』
YouTuber みずおじさん(48歳)
子どもたちが将来なりたい職業で上位にランク入りするほど人気の『YouTuber(ユーチューバー)』。市内在住のYouTuberをご紹介します。
YouTubeチャンネル登録者数が48万人を超える大人気YouTuber「みずおじさん」(横倉地区在住)は、システムエンジニアとして20年以上勤務した経験があります。脱サラした現在は、主にApple社製品やスマホに関連した便利な情報、セキュリティに関する注意喚起などを動画配信しています。撮影場所は自宅のほかに台山公園や四方山など市内各所。撮影後に編集を行い、1本の動画を完成させるまでに平均で8時間ほどだそうです。
動画内では、テロップ(要点を文字に書き起こして画面に表示させること)を用いるなど、わかりやすさを最重視して作成しています。中でも特に「横文字の言葉をわかりやすく言い換えることを心がけている」と話すみずおじさん。「ストレージ」「インストール」など、スマホの基本用語はどれも横文字。視聴者がつまずかないように、難しい言葉は言い換える工夫をしています。
加えて、台本づくりも綿密。視聴者目線で、知りたい情報を届けられるように細かく動画の構成を考えるなど、几帳面な性格や視聴者への温かい心配りが、1つ1つの動画の随所に表れています。
その結果、登録者が48万人、総再生回数は1億回を超えるなど、みずおじさんの動画を心待ちにしている人が多いことがうかがえます。みずおじさんは「視聴者からの『わかりやすい』『ありがとう』とのコメントがとても嬉しい。中には動画に対して言い回しを指摘してくれる人もいて、今後の活動につなげられ、とてもありがたい」と感謝。動画づくりの励みになっている様子。
今後の目標を伺うと「動画の内容を書籍化し、人それぞれ、自分のペースで知りたい情報を見られるようにしたい。さらには市内で、スマホの操作に困っている人向けにスマホ教室を開きたい」とも話し「スマホを上手に使いこなして、楽しさや魅力をどの世代の人にも知ってほしい」とも答えてくれました。
これからも動画制作に励むみずおじさん。私たち視聴者にとって有益な情報を、選んで届けてくれることでしょう。
・トレードマークのサングラスを着用し取材に応じてくれました。みずおじさんは日頃から「言霊(ことだま)」を大切にしており、叶えたいことがあれば言葉に出しているそうです。
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