まちの話題 MIMATA TOWN’S TOPICS(2)

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■古着販売を通じて目指すもの　五本松に「NAZO」オープン
4月27日、五本松地区に古着店「NAZO」がオープンしました。同店は、町社会福祉協議会の事業の一環としてオープンした古着店で、古着の販売を通じて「笑顔とコミュニティ」を生むこと、寄付された服を低価格で販売し、誰でも気軽におしゃれを楽しんでもらうことなどを目的に運営されています。
同店は、町内外6カ所に設置された服の回収箱「カイシュウモンスター」で集められた衣類を販売しているほか、飲食物の販売を行っています。

「服を見るだけ、飲み物を飲むだけでもいいので、ぜひ気軽にお越しください」
NAZO店主　堀田志穂(ほったしほ)さん

■町内外から多くの参加者が　ねんりんピックパークゴルフ大会
5月19日、上米公園パークゴルフ場で「宮崎ねんりんピック2024　パークゴルフ大会」が開催されました。
ねんりんピック交流大会は、健康づくり、地域間の交流を通じて、心豊かに生きる長寿社会づくりを推進することを目的に、宮崎県と県社会福祉協議会が行っているものです。この日は、町内外から106人が参加し、日ごろ培った技を競い合いました。また、参加者同士で親睦を深め、会場は笑顔があふれていました。

「町民なので、おもてなしをする立場。町外から多くの人が参加してくれてうれしいです」
参加者　中村(なかむら)ミナ子(こ)さん(梶山在住)

■災害時における飲料水提供　都城ヤクルト販売(株)と協定
5月20日、町役場で、町と都城ヤクルト販売株式会社(大木洋一(おおきよういち)社長)との間で災害時における飲料水提供に関する協定の締結式が行われました。
これは、災害により水道水の供給が不可能となった際、町が「緊急時飲料提供自動販売機」の、機内在庫の無償提供を受けることや、飲料水の優先的な安定供給を受けるというものです。同社は、西部地区体育館など3つの町施設に自動販売機を設置しています。
締結式で木佐貫町長は「災害時、飲料水の確保は非常に重要。ぜひ、お力添えをお願いしたい」と話しました。なお、町は同社を含め5社と災害協定を締結しています。

■みんなで楽しく生涯学習　さつき学園開講式
5月28日、町中央公民館で「令和6年度さつき学園開講式」が行われました。これは、誰でも楽しく生涯学習をすることや交流を深めることを目的に、町教育委員会が平成5年度に創設したものです。本年度の受講者は36人。講話、パークゴルフや移動教室など、全18回の体験学習を行い、交流を深めます。
開講式終了後、元小学校校長の福留健一さんが「豊かな人生」と題した講話を行い、受講生は熱心に聴き入っていました。

「毎回参加し、他の受講生とともに楽しみながら勉強したいです」
参加者　菓子野智榮子(かしのちえこ)さん(田上在住)

■小学3年生と中学1年生が対象　町教育委員会が放課後学習会実施
町教育委員会は、基礎学力の定着を図るための放課後学習会を、町中央公民館で実施しています。対象者は町内の小学3年生と三股中1年生で、教科は算数・数学です。
学習会が開かれているのは、小学3年生が毎週月曜、中学1年生は毎週水曜で、町内の学習塾講師1人と南九州大学の学生(小学生のみ)が個人に応じた指導と支援に当たっています。
今年の放課後学習会には、小学生21人、中学生16人が参加しています。

「数学が苦手なので、テストで良い点が取れるようにがんばります」
三股中1年　木場唯人(こばゆいと)さん