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健康にちなん21

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宮崎県日南市

■子宮頸がん予防で、あなたと家族の大切な未来を守る
近年、若い女性に増えている子宮頸がんの発生の原因の95%以上は「HPV(ヒトパピローマウイルス)感染」です。
あなたと家族の大切な未来を守るための子宮頸がん予防と対策があります。

宮崎県の子宮頸がんの罹患率は全国ワースト1位
※2019年時点

◇HPVとは?
HPVは、とてもありふれたウイルスで、一度でも性的接触の経験があれば男女問わず誰でも感染する可能性があります。感染しても、ほとんどの人ではウイルスは自然に消えますが、一部の人で数年から十数年かけてがんになってしまうことがあります。

◇HPVが原因で発症する病気は?
子宮頸がんをはじめ、中咽頭がん、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマなどの病気の原因にもなっています。

◇子宮頸がんの現状
日本では毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、毎年約2,900人の女性が亡くなっています。患者さんは20代から増え始め、30代までにがんの治療で子宮を失う人が1年間に約1,000人います。

◇子宮頸がんで苦しまないために、できることが2つあります
1.HPVワクチン接種HPVの中には子宮頸がんを起こしやすい種類があります。3種類のワクチンのうち2価および4価ワクチンで50~70%、9価ワクチンで80~90%子宮頸がんの原因を防ぎます。また、がんになる手前の状態が減るとともに、がんそのものを予防する効果があるとわかってきています。
接種対象:
・定期接種……小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子
・キャッチアップ接種…平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子で、3回接種を完了していない方
接種回数:最大3回(ワクチンの種類と開始年齢で異なる)
接種方法:接種相当年齢に達する方には個別に案内

キャッチアップ接種の“公費による接種”は“令和6年度末で終了”します
「キャッチアップ接種対象者」で1回も接種したことのない方が、3回全てを公費で接種するためには、令和6年9月までに1回目の接種を済ませる必要があります(高校1年生も同様)。詳細はこども課へ。

2.子宮頸がん検診
がんの早期発見・治療につながります。ワクチン接種の有無に関係なく、20歳になったら定期的に検診を受けてください。

大切な未来を守るため、ワクチン接種・検診受診をお願いします

問い合わせ:
ワクチン接種に関すること こども課【電話】31-1131
子宮頸がん検診に関すること 健康増進課【電話】31-1129

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