◆小学生向けプログラミング教室
◇狙いどおりにドローンを動かせ!
9月28日と29日、日知屋公民館で「ドローン活用プログラミング体験教室」を開催しました。市内の小学3~6年生が対象で、2日間で52人が参加。「3m前進」や「180度回転」などの指示を与えたドローンやロボットを自動で目的どおりに動かす体験を行い、順序立てた目標設定や問題の分析といったプログラミングの考え方を学びました。小学5年生の黒木公介さんは「失敗もしたけど、たくさん話し合って成功したときはうれしかった。いろいろな機械を動かせて楽しかった」と話していました。
◆立派に育ったお米を収穫
◇日向市献穀事業「抜穂祭(ぬきほさい)」が開催
10月5日、東郷町坪谷の献穀斎田で皇室に献上する米を収穫する「抜穂祭」が開催。神事の後、那須博文さんが管理・育成した稲を、坪谷小学校の児童や地域住民などが鎌で刈り取りました。収穫した米は精米後に1粒1粒より分け、1升(およそ1.5kg)を皇室に献上します。本市の農家が献上するのは55年ぶりです。稲刈りに参加した那須みらいさんは「稲穂が立派に実ってくれてうれしい。天皇陛下においしく食べていただきたい」と話していました。
◆日向十五夜祭が盛大に開催
◇華やかな催しや舞踊隊がまちを彩る
10月12日~13日、あくがれ広場と中心市街地周辺で「日向十五夜祭」が開催。みこしの巡行や舞踊隊によるパレードのほか、3会場に分かれて多彩なステージイベントなどの催しがあり、多くの人でにぎわいました。また、祭りの最後を飾る「総踊り」は両日行われ、訪れた人も踊りの輪に加わり、盛大に祭りを締めくくりました。十五夜舞踊隊で踊りに参加した高校1年の中嶋和奏(わかな)さんは「とても楽しく踊れた。長い伝統のある祭りなのでずっと続いてほしい」と話していました。
◆短歌による人と人の出会い
◇ヒュー日向!マッチング短歌Final
「マッチング短歌」は特設ウェブサイトに投稿された短歌に対して、返事である返歌が詠まれることでマッチングが成立。3回目となる今回は1894首の投稿があり、1076組がマッチング。その中からベストカップル賞などに選ばれた8組を9月14日~15日に本市に招待しました。若山牧水記念文学館で開いた交流会では、ベストカップル賞・モテ賞・市民とマッチ賞などが紹介され、そこで初めてマッチング相手と対面を。歌に込めた思いや意図を伝え合い、交流を深めました。
◆デジタルノマドの誘致に向けて
◇観光庁のモデル実証事業がスタート
9月16日~29日、観光庁が行うモデル実証事業「第1回デジタルノマド(※)モニターツアー」を実施。この事業は、世界的に急増しており長期滞在による消費拡大などが期待できるリモートワーカー(場所に縛られず仕事をする人)の誘致に向け、ツアー内容やフォロー体制などを検証するものです。ツアーには3人の外国人が参加し、市内でリモートワークやビジネス交流会、日本文化の体験などを行いました。年内には第2回のモニターツアーも予定しています。
※デジタルノマド…IT技術を活用して、場所に縛られず遊牧民(ノマド)のように旅をしながら仕事をする人
◆国際プロサーフィン大会が開催
◇お倉ヶ浜海水浴場で白熱した戦い
9月17日から5日間にわたり、国際プロサーフィン大会The Open Miyazaki Series QS3000 日向プロ・プロジュニアが開催。試合は制限時間内に繰り出した技のキレや難易度などによるポイントで勝敗が決まります。本市在住の選手も3人が出場し、高いテクニックやパフォーマンスでしのぎを削りました。日向プロ男子で優勝した千葉県在住の田中大貴選手は「お倉ヶ浜は幼いときから来ている馴染みのある海。そんな場所で初めてプロの大会で優勝できてとてもうれしい」と話していました。
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