現在、市ではイヌマキ(ヒトツバ)、ナギ、ラカンマキの害虫「キオビエダシャク」が急増しております。ご自宅にイヌマキなどがある人は十分注意してください。
◆駆除方法
薬剤散布が効果的です。薬剤がむら無く葉の裏にもかかるように散布します(幼虫は葉の裏にもいます)。その後は定期的に観察し、発生を確認したら再度散布します。目安としては2週間に1度程度の散布が望ましいです。ただし、薬剤散布は幼虫には効果がありますが、成虫、卵およびサナギには効果がありません。
◆効果のある薬剤について
薬剤名:トレボン乳剤
希釈倍数:4000倍
販売取扱:農薬取扱店(園芸専門店、ホームセンターなど)
◆自分で薬剤を散布する場合
(1)薬剤散布を行う前に、近所の人たちに連絡し、周辺の農作物や通行する人などに飛散しないようにしましょう。
(2)薬剤散布は、風がない時に、朝夕の涼しい時間帯に行うことが望ましいです。
(3)散布するときは、薬剤が体に付着しないようにマスク、手袋、帽子、長靴、雨合羽などを着用してください。
(4)作業後はすぐにうがいや手足と目の洗浄を行い、衣類は下着まで着替えましょう。
※必ず説明書をよく読み、用法、用量を守って正しく使用してください。
◆自分で薬剤散布が難しい場合
市では駆除の依頼をお受けできませんので造園業者にご相談ください。業者による薬剤散布は有料となっております。現在、キオビエダシャクを対象とした薬剤散布の依頼が大変混み合っていることから、希望の日程に散布できない場合や、散布の依頼を受け付けることができない場合があるようですので、ご留意ください。
その他、不明な点は、環境政策課までお問い合わせください。
問い合わせ:環境政策課環境公害係
【電話】53・2256
<この記事についてアンケートにご協力ください。>