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歴史探訪!

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宮崎県都城市

■志和池地区の遺跡 ~下薗(しもぞの)遺跡と築池(ちくいけ)遺跡~
多くの遺跡が存在する志和池地区。今回は、その中から、2つの遺跡について紹介します。
昭和63年、丸谷町の下薗遺跡では、授業で地層の観察をしていた志和池小学校の児童と先生が縄文時代の土器を発見しました。土器の形はつぼ形で、表面には彫った木の枝を転がして飾り付けるギザギザの文様(山形文)が見られます。この文様の特徴から、約8千年前に作られた手向山(たむけやま)式土器(縄文土器の一種)であると分かります。本土器は市内で見つかった最古のつぼ型土器です。
下水流町の築池遺跡では、これまで複数回にわたる発掘調査が行われていて、特に多く見つかっているのが、古墳時代に造られた墓です。地下式横穴墓という地面の下に造る古墳で約70基が見つかっています。
※下薗遺跡や築池遺跡のほか、本市のこれまでの発掘調査の歩みを、9月10日(火)から10月10日(木)まで志和池地区公民館で開催する巡回企画展「都城市発掘60年~みやこんじょに生きた人々~」で展示します

問い合わせ:文化財課
【電話】23‒9547

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