第5回目は、主な備蓄品とローリングストックについてです。
前回、「各家庭で災害に備えて、最低でも3日分以上(7日分推奨)の食料品・飲料水などの備蓄が大切」とお伝えしました。今回はご家庭で備蓄していただきたい主な備蓄品をご紹介します。
※災害発生時に避難する際に持ち出す非常持ち出し品とは異なります。
■一般的な備蓄品
・[持]非常食(アルファ化米、レトルト食品、即席麺、缶詰など)
・[持]飲料水[1人1日3ℓが目安です](※別途、生活用水も必要です)
・カセットコンロ・カセットボンベ
・簡易トイレ(携帯トイレ)
・トイレットペーパー
・[持]ティッシュペーパー
・ウェットティッシュ
・[持]ランタン・懐中電灯
・[持]タオル・衣類
・[持]ビニール袋
・[持]救急箱
■場合によって必要な備蓄品
食物アレルギーをお持ちの人や、慢性疾患をお持ちの人、小さいお子さん、ご高齢の人は状況に配慮した備蓄品が必要です。
・[持]紙おむつ
・[持]おしりふき
・[持]粉ミルク・液体ミルク
・[持]哺乳瓶(使い捨て)
・[持]やわらかい食品(ゼリーなど)
・[持]アレルギーフリー食品
・[持]生理用品
・[持]持病の服用薬
※上記はあくまで一例であり、必要な備蓄品は各家庭によって異なります。
※上記の[持]は代表的な非常持ち出し品と重複している備蓄品です。その他に貴重品なども必要です。
備蓄をする上で、「定期的に数量の把握」「消費期限前の更新」などが大きな課題になると思われます。そこで、無理なく効率的に備蓄ができる「ローリングストック」を紹介します。ローリングストックとは、次の工程を繰り返しながら備蓄する方法です。常に一定数量を家庭で無理なく備蓄することができます。ぜひ活用ください。
(1)日頃から食品を多めに確保する(備える)
(2)古いものから消費する(食べる)
(3)使った分だけ買い足す(補充する)
(※詳細は本紙をご参照ください。)
次回は、発生の予測が困難な「地震への対策」についてです。
問い合わせ:総務課
【電話】67-1760【内線】234
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