災害が発生した場合、交通網や電気・ガス・水道などのライフラインが寸断され、食料品や飲料水、生活必需品を手に入れにくくなります。また、市などが行う公的備蓄や支援物資は、災害発生直後では被災者へすぐに行き渡らない場合があります。
そこで、各家庭で災害に備えて、最低でも3日分以上の食料品・飲料水などを備蓄しましょう。(7日分の備蓄が推奨されています) ※災害備蓄の基本は家庭での備蓄です。
市でも災害に備えて食料品・飲料水などを備蓄していますが、市の備蓄や支援物資だけでは、食物アレルギーの人や高齢者・乳幼児、慢性疾患の人など、すべての人のニーズに対応することが難しいため、各家庭の事情に応じた備蓄が必要です。一度ご家族で備蓄について話し合ってみましょう。
避難方法の1つである、親戚・知人宅への避難や安全が確認された場合の在宅避難では、「備蓄」が必要不可欠です。また、非常用持ち出し袋を用意し、災害発生時に避難先へ各家庭の備蓄品を持参することも重要です。自助だけでなく、近所の人などと共に支えあう“共助”にもつながります。
近年、災害は激甚・頻発化していることから、普段から災害に備えて各家庭にあった備蓄をすることが、防災対策でとても大切です。ぜひ、各家庭で災害に備えて、最低でも3日分以上の備蓄をしましょう。
次回は主な備蓄品目やローリングストックについて紹介します。
[問]災害発生時は、行政からの支援物資があるので家庭での対策は不要 〇 or ×
[答]×(災害によっては、公的備蓄や支援物資が届きにくい場合があります。また、全ての方のニーズに対応することが難しいため、各家庭の事情に応じた備蓄が必要です。)
問い合わせ:総務課
【電話】67-1760【内線】234
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