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地震から命を守る 地震対策等の4つ支援

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富山県砺波市

令和6年能登半島地震では本市でも震度5弱を観測し、幸い大きなライフラインの被害はなかったものの、一部の住宅等に被害がありました。
地震対策支援を活用し、生命と財産を守るとともに第三者への被害軽減のため改修等をしてみませんか。

▼倒壊した住宅(2016年熊本地震)
【出典:熊本災害デジタルアーカイブ/提供者:益城町】
※詳細は、本紙P.2をご覧ください。

昭和56年5月以前に着工した戸建木造住宅(2階建て以下)は現在の新耐震基準を満たしていない可能性が高いです。
これらの住宅の耐震化は、住宅の安全性を高め、命や財産を守るために重要です。

■支援1 耐震診断の支援
◆自己負担上限6,000円
建築士が自宅へ訪問し、耐震診断を行います。費用の9割を支援します。
自己負担額は、住宅規模などに応じて2,000円~6,000円です。

▼耐震補強の有無による木造家屋の震動破壊実験。同じ構造仕様・間取・旧耐震基準で建てられているが、補強無しの左棟は倒壊※
※詳細は、本紙P.2をご覧ください。

耐震診断お問合先:(一社)富山県建築士事務所協会
【電話】076-442-1135

■支援2 耐震改修の支援
◆最大100万円
補助金額:耐震改修に要する費用の4/5の額 最大100万円
対象となる要件:以下の要件を全て満たす住宅が対象
(1)本市に住所を有する者
(2)昭和56年5月以前に着工して建てられたもの
(3)木造一戸建てで、平屋または2階建てのもの
(4)在来軸組工法によるもの


申請件数は増えてきていますが、まだまだ耐震化が必要です!

※出展:地震調査研究推進本部
【HP】https://www.jishin.go.jp/

■支援3 危険ブロック塀除去等の支援
◆最大10万円
地震発生時のブロック塀等の倒壊事故を未然に防止し、通行人の安全確保のための支援を行います。
補助金額:除却に要する費用の2/3の額 最大10万円
対象となる要件:避難路に面した危険ブロック塀
(下記のチェックリストも参照)

◇ブロック塀等の点検のチェックポイント
1.塀は高すぎないか(2.2m以下)
2.塀の厚さは十分か(10cm以上)
3.控え壁はあるか。(塀の高さが1.2m超の場合)
4.基礎があるか
5.著しい傾きやひび割れがないか
6.鉄筋が適切に入っているか

※パンフレット「地震からわが家を守ろう」日本建築防災協会 2013.1より一部改

■支援4 住宅瓦屋根耐風改修の支援
◆最大55万2千円
強風や地震等で瓦屋根の脱落・飛散被害を未然に防止し、居住者・通行者の安全を確保のための支援を行います。
補助金額:改修に要する費用の23%の額 最大55万2千円
対象となる要件:以下の要件を満たす屋根瓦が対象
(1)住宅
(2)有資格者による瓦屋根の耐風診断※を受けたもの
(3)粘土瓦及びセメント瓦の瓦屋根
(4)耐風診断で国の基準に適合しない瓦屋根を原則、屋根全面を国の基準に適合させるもの(本紙P.3記載の図参照)
※支援を受けるためには、耐風診断が必要です。

耐風診断お問合先:富山県瓦工事業協同組合
【電話】076-441-5228

支援2と4は補助金額を市から工事業者へ支払うことで、申請者が補助金相当額を準備しなくてもよい「代理受領制度」があります。ぜひご利用ください。また各支援は、工事着手前(契約前)に申込みする必要があります。

都市整備課へ事前にご相談ください。
【電話】33-1447

※詳細は、本紙P.2~3をご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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