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プラごみの出し方どう変わる?なぜ変わる?(2)

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富山県砺波市

【1】生ごみを減らそう!~組成調査から見る 燃えるごみを減らすコツ
■ポイントは「生ごみ」にあり
家庭から出る燃えるごみの内訳を把握する「組成調査」では、生ごみは燃えるごみの5割以上を占めていました。生ごみは少しのコツで減らすことができます。

◆生ごみ減量のポイント
▽生ごみを出さない!
(1)食材を買いすぎない。
冷蔵庫は整理されていますか?手つかずで捨てられる食材を減らすため、食材を把握し、消費・賞味期限に合わせた計画的な買い物をしましょう。

(2)料理を作りすぎない。
せっかく作ったおいしい料理も、食べきれなければもったいない。使い切れない食材は下ごしらえをして冷凍保存しておくと便利です。

(3)食べ残しをしない。
好き嫌いをせず残さず食べましょう。

▽生ごみは水を切る!燃えるごみの約8割は水分といわれています。
(1)最初から野菜くずなどを濡らさない
野菜の使わない部分は、洗う前に切り分けましょう。乾いた調理くず用の入れ物を用意するのも効果的です。

(2)しっかり水切りを心がけて。
水切り器や水切りネットを活用し、十分に水を切りましょう。生ごみは手で強く絞ってから捨てましょう。
お茶がらやティーパッグなどもそのままではなくしっかり水を切りましょう。

【2】分別をしっかりと~大切な資源が燃やされています
リサイクル可能な「紙類」や「プラスチック製容器包装」が燃えるごみの25%を占めています。
汚れが取れないもの以外は、リサイクル推進のために資源ごみとして排出することで、燃えるごみの減量につながります。

・紙マークのあるものは、紙袋に入れるか紙紐に縛って、資源ごみとして出しましょう。
・プラマークのあるものは、20L以上の透明か半透明の袋に入れて資源ごみとして出しましょう。マークのない「プラスチック製品」も、4月から同様に出しましょう。

■中学生がプラごみの出し方変更やごみ問題について考えました
出町中学校の3年3組と5組の生徒14人は、総合的な学習の一環として環境問題について学びました。その学習内容を活かして、「ごみのポイ捨て防止ポスター」や、4月から始まるプラスチックごみの出し方の変更を伝えるチラシを作成しました。
ポスターは、砺波図書館での企画展「地球環境を考える。〜人新世の自然と環境〜」(2月中旬まで)で展示されています。チラシは同会場で配布されるほか、生徒が住んでいる自治会に回覧されます。

◇多くの人に広まってほしい
チラシを作成した生徒は「出し方が変更になることが多くの人に詳しく伝えられるように作りました。イラストを使うことで見やすくなるようにもしました」と話していました。

◇ポイ捨てが減れば嬉しい
ポスターを作成した生徒は「少しでもポイ捨てごみが少なくなればいいな」と話していました。

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