ミニけんこう広場141

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テーマ：たばこについて
毎年5月31日は、世界禁煙デーです。世界保健機構(WHO)により定められており、「たばこから解放された社会の構築」を目指し、世界中でキャンペーンが行われます。日本では、5月31日から6月6日までを禁煙週間とし、禁煙の重要性を呼び掛けています。
たばこの害は、自身だけでなく周囲の人にまで及びます。この機会に禁煙について考え、実行してみませんか?

[自身のからだへの影響]
喫煙は様々な病気のリスクを高めます。例えば、がん、脳卒中、糖尿病、肺疾患、歯周病、早産や低出生体重児の出産のハイリスク要因になることがわかっています。

[受動喫煙の影響]
他人が吸うたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」でも、健康を害することがわかっています。受動喫煙との関連が確実と判定された年間死亡者数は、約1万5千人に及びます。肺がんや虚血性心疾患、乳幼児突然死症候群(SIDS)等が、受動喫煙との因果関係が確実にあると言われています。

[禁煙するには]
たばこに含まれるニコチンには依存性があり、禁煙したいという意志があってもなかなか成功しないことがあります。そんなときは、ニコチンパッチやニコチンガムなどの禁煙補助薬が効果的です。このニコチン置換療法は、意思だけの力を頼りに禁煙するよりも、禁煙成功率が2倍に高まると言われています。また、一定の基準を満たした医療機関での治療には保険が適用されます。

お問い合わせ先　生活環境課　保健師
【電話】464-1121